前回から、アリス・ベイリー読書マラソンは『秘教心理学』に入っています。
今日は「第一章 序文」の「1 光線を学ぶ三つの目的」を読んでいきます。
『秘教心理学』第一章 序文 p.32-45
光線を学ぶ三つの目的
- 歴史、様々な時代や周期に光が投げかけられる。
- 人間の性質についての知識が明瞭になる。
- 新しい心理学の公式化。自分の能力や天職などの見極め。
顕現している光線は、人間のパーソナリティーを構成する三つの体に強い影響を与え、その光線の影響力によって、マインドの中身や情緒性質に変化が生じ、肉体の能力が決まる。
p.33
研究を通して、例えば、私たちの魂の傾向は意志と力の光線であるが、パーソナリティーを支配している光線は献身の光線であるということを知ったとき、私たちは自分の機会と能力と限界をより正しく判断することができる。また、私たちの天職と奉仕、資産と負債、真の価値と強さをより正しく見極めることができる。
p.37
私が指摘するいくつかの点は、あなた方の実生活での経験においてその真偽を確かめることができ、それらはあなた方の具体マインドから認識を呼び起こすであろう。あるいは、あなた方の直観的に認識する真我から生じる極めて強い確信という反応をあなた方の中に生み出すかもしれない。
p.38
学ぶに際して、次の基本概念を忘れてはならない。つまり、あらゆるオカルト的な実践がエネルギー──エネルギーの単位、形態内に具体化されたエネルギー、循環するエネルギーの流れ──に関係するということ、これらのエネルギーは思考を用いることによって強力になり、私たちの目的を具体的に表わすようになるということ、そして、それらがグループの明確な思考の流れに従うということである。
p.39
エネルギーは思考に従う。
霊的な光という目標に向かって新たな努力を行うことが困難の起こる原因であり、災難を招くという考え方は、事実を述べたものではない。弟子がどの程度の訓練を経験するかは、肉体をまとう前に魂によって決められており、魂はそれを知っている。法則によってそのように決められているのである。
p.41
てことで、さすがはアリス・ベイリー、「序文」から濃厚です。
次回も「序文」が続きます。