『魂の光』第三の書 スートラ51(p.355-358)
あらゆる存在形態の誘惑を完全に拒絶すべきである。たとえそれが天からのものであっても、というのは、まだ邪悪な接触が再発する可能性があるからである。
ヨーギーは、天人からの称賛といえども、これを受容したり慢心の笑みを浮かべたりするべきではない。ふたたび望ましくないものに捕捉される恐れがあるからである。『インテグラル・ヨーガ』
魂そのものの領域、「神々の声」と呼ばれるものでさえ、その中に執着の種子を宿している。
そのため、獲得したすべてのものに背を向け、達成した完成や発達させた能力に関するあらゆる考えを忘れることによって、神の子、顕現しているキリストは再びより高い目標に向かって前進する。
道のあらゆる段階において、次のような命令が発せられる。「後ろのものを忘れ、ひたすら走れ」(フィリピの信徒への手紙・第3章13〜14節)と。
新たなイニシエーションを受けるということは新たな苦闘の周期の開始を意味するにすぎないのである。
p.356-357
チェラ(弟子)の四つの段階
- 実践の遵守者。光り輝き始めたばかりの人々。
- 直観が目覚めつつあり、サイキック能力が発達した人々。非常に危険な段階。サイキック能力が霊的な成長の開花だと勘違いしないこと。
- すべての感覚的な誘惑を克服。三界の形態様相に惑わされない、打ち勝った弟子たち。
- 三つの段階を卒業し、真の霊的意識に立脚し、イルミネーションを受けた人々。
「あらゆる誘惑を完全に拒絶すべき。」
……ちょっとこれは、来来来世くらいの課題にしときます。
誘惑カモーンヌ!