『魂の光』第二の書 スートラ43(p.213-216)
燃えるような熱誠とあらゆる不純物の除去によって、肉体能力と感覚は完全なものになる。
苦行(タパス)によって、身体と感覚の不浄が消え、超自然力が得られる。『インテグラル・ヨーガ』
今回は『インテグラル・ヨーガ』から引用。
ある人が苦しんでいるならば、彼は幸いである。
なぜなら、その苦痛によって不純が浄化されるのだから。
心を清浄で堅固にするためには、われわれは苦しみを、痛みを、貧困を受け入れねばならない。そして苦しみを受け入れると同時に他者に幸いをもたらすならば、その恩恵はいっそう大きい。
だから他者の苦痛を受け入れよう。われわれは苦痛を受け入れても何も失わない。苦痛が大きければ大きいほど、われわれの得るものは大きい。
そして何の苦痛もなかったら、得るものも何もない。われわれは苦痛から逃げるべきではない。
p.241
苦痛から逃げずに、受け入れる。
自ら進んで苦痛を受け入れることによって、不純が浄化され、幸福となる。