『魂の光』第二の書 スートラ44(p.216-217)
霊的な読解によって、魂(神性な唯一なる者)と接触するようになる。
霊的な書物を研究すること(スヴァディアーヤ)によって、自らの望む神霊との霊交が得られる。『インテグラル・ヨーガ』
これは、直訳すると「象徴を読むことによって魂との接触が生じる」になる。象徴とは、一つの考え、アイディア、真理を覆い隠している何らかの種類の形態である。
したがって、一般的な原則として、あらゆる種類のあらゆる形態が象徴であり、ある考えを覆う客観的なベールであると言えるかもしれない。
これは、人間という形態にも同様に当てはまることが分かるであろう。人間という形態は神の象徴(つまり神の似姿)なるよう意図されている。
それは、神聖な考え、アイディア、真理を覆う客観的な形態であり、神聖な概念が目に見える形で顕現したものである。
進化の目標はこの客観的な象徴的形態を完成させることである。
このことを知ったとき、人間は自らの低位性質であるその象徴と同一化するのをやめる。
p.216
客観的な宇宙に対する人間の正しい態度(p.217)
1 | 自身の低位性質 | 内面と外面の浄化 |
2 | 人生のカルマつまり運命 | 満足 |
3 | 魂つまりエゴ | 燃えるような熱誠 |
4 | 環境と物質界での接触 | 霊的な読解 |
5 | 唯一なる存在、神 | イシュヴァラへの献身 |
日常生活で出会うあらゆる形態や出来事に対して、内側にある聖なるアイデアに接触できるように努めること。
毎日が研究。毎日が修行。