『魂の光』第三の書 スートラ5(p.252-254)
サンヤマの結果として、光が輝き出る。
サンヤマの修了によって、知の光が生まれる。『インテグラル・ヨーガ』
手短に言えば、このアイディアには、魂の性質は光であり、魂は偉大なる啓示者であるという概念が含まれている。
ヨギは、瞑想の着実な実践によって、自らの存在そのものから発する光を意のままに、どの方向にも向けられるようになり、どのような対象でも照らすことができるようになる。
したがって、彼によって隠されたものは何もなく、あらゆる知識が彼の手中にある。
p.252
「光」の能力
- 知覚のイルミネーション
- 意識の透明性
- 洞察力の輝き出し
- 知性にイルミネーションをもたらす
意識の透明性。
視界が澄んだ曇りのないものになり、すべての問題を説明し解決する能力だけではなく、「明快に話す」能力も自分自身の中で成長するのを意識し、世界において教えを示す勢力の一員になる。
自己啓明によって意識的に獲得した知識はすべて、分かち合わなければならず、他の人々に明瞭に伝えなければならない。
これはイルミネーションの当然の結果である。
p.253
魂の性質は光。自分自身が純粋な「魂の光」として光り輝くことで、世の中を明るく照らすことができる。