『魂の光』第三の書 スートラ4(p.247-250)
集中と瞑想と観照が一つの連続的な行為になったとき、サンヤマが達成される。
同一の対象についてこれらの三支【集中(ダーラナー)、瞑想(ディアーナ)、三昧(サマーディ)】がなされることが、サンヤマ〔綜制〕と呼ばれる。『インテグラル・ヨーガ』
これは言い表わすのが最も難しい考えである。というのは、英語にはサンスクリット語の「サンヤマ」に相当する言葉がないからである。
それは瞑想過程の三つの段階を総合したものであり、マインドの統御の三つの状態について学び、それらを修得した人々だけにできることである。
p.250
サンヤマの修得によって引き起こされる結果
- 自分自身をマインド、情緒、物質的存在の三界から解放する。
- 意のままに注目を焦点化し、マインドをいつまでもしっかりと維持できるようになる。
- エゴ(魂)、霊的人間の意識に集中できるようになる。低位人間を構成するもの(マインド、情緒、欲求、感情、形態)とは自分自身が別の存在であることを知る。
- 低位人間を、低位三界と意のままに交流するための単なる道具と認識するようになる。
- 観照する能力を獲得し、人が肉眼で物質界を見る方法に対応する感覚で、魂の領域を見ることができるようになる。
- 自分が見たものをマインドを経由して脳に伝達し、真我とその王国についての知識を物質界の人間に伝えることができるようになる。
山山山。サンヤマ。
四六時中、マインドを維持していたい。