【読書マラソン 101日目】第一の書 スートラ39/ハートにとって最も大切なものに集中する『魂の光』

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『魂の光』第一の書 スートラ39(p.100-101)

平安はまた、ハートにとって最も大切なものに集中することによっても得られる。

あるいは、何でも心を高揚させるようなものを選び、それに瞑想することによって。『インテグラル・ヨーガ』

このスートラ39は非常にシンプルではあるが、それ自体強く訴えかけるものがある。その中に獲得に至る様々な段階を辿ることができる──欲求、切望、所有することへの強い決意、欲求を満たさないものすべての拒絶、新たに所有するために手を空にすること、そして所有することそのもの、満足、平安。

しかし、低位の欲求に関係するあらゆるものの場合、平安は一時的なものにすぎず、新たな欲求が湧き起こり、保持することに喜びを見出してきたものを手放す。幾多の時代の結実でもあるものだけが、そして遠い昔に所持していたものの再獲得だけが十分な満足を生むのである

p.102

今回のスートラはシンプルですね。

ハートにとって最も大切なものへの集中。

僕の場合は迷わずベンチプレスだけど、コロナの影響でジムが閉館していて最近は集中(瞑想)に飢えております。

ところで、黄色いアンダーラインで引いた、「新たに所有するために手を空にすること」って表現、素敵やん……?

『インテグラル・ヨーガ』からも引用。

それは、単に心をそそるというだけではなく、高揚させつつ惹きつける、良きものでなければならない。多くの人々が「私は何に瞑想したらいいのでしょう。イニシエーションはどこで受けるべきなのでしょうか?瞑想の方法は一つしかないのですか?」と尋ねる。パタンジャリはここではっきりと、「いや、あなたを高めるものなら何でもよい、それに瞑想せよ」と言う。

『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.115

自身を高めるものなら何でもいい。

で、自分で選べなかったら、信頼できる人に聞いても良いそうです。




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