【読書マラソン 119日目】第二の書 スートラ6/パーソナリティーの感覚、同一化『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ6(p.142-144)

パーソナリティーの感覚は、知る者が知識の道具と同一化した結果として起こる。

自我意識〔アスミター〕とは、いわば、見る者【プルシャ】の力と、見る器官【身心】の力との同一視である。『インテグラル・ヨーガ』

このスートラは前のスートラの注釈になるものである。知る者つまり霊的人間には、環境と接触して、次のことにますます気づくようになるための様々な道具があることを覚えておくべきである。

1 三界における接触媒体である三つの鞘つまり体。

  1. 肉体
  2. 情緒体つまりアストラル体
  3. メンタル体

2 物質界においては聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚という五つの感覚がある。

3 マインドつまり偉大なる第六感覚。これには三つの使用法があるが、大多数の人間はまだ一つの使用法しか用いていない。

p.144

メモ

マインドの三つの使用法

  1. 認識した接触をひとつにまとめ、神経組織が外的接触の記録を肉体脳に伝えるのと同じように、情報をエゴ(知る者)へ伝達すること。
  2. ヨガの最初の五つの方法によってもたらされるもの。エゴ(魂)の考え、願い、意志を脳に伝達する能力。
  3. 視覚器官として魂が使用すること。それによって、魂そのものの領域に接触し、その領域を知ることができる。

『インテグラル・ヨーガ』の真我と自我の違いの解説が分かりやすかった。

真我が、大文字の「I」。自我が、小文字の「i」。

大文字の「I」の方は素直な一直線だが、小文字の「i」には上に小さな点(汚れ)が付着している。ヨーガの修行では、この点をただ取り除くことなのだと。

その点さえ取り除けば、人生からあらゆる困難が消え去る。ただ、そのための準備に時間がかかるという。

うーん、わかりやすい。けど実践は難しー。

毎日、昨日よりマシになろう。




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