マスク、してますか?(セコム風に)
本日の読書マラソンは「3 三つの主要命題」「4 外観の世界における特質」の項です。
分厚い『秘教心理学』もやっと半分くらい。立ち止まらずに進みます。
『秘教心理学・第一巻』p.246-256
三つの主要命題。先にふたつの命題が出てきてましたね。
3 三つの主要命題
【三つの主要命題】
- どの光線生命も、太陽系生命の一つの表現であり、したがって、すべての惑星が他のすべての惑星とつながっており、七つの太陽系のいずれかからやってくるエネルギーによって活気づけられ、三重のフォースの流れによって動かされている。
- 七つの光線のどの光線も、様々な源からやってくる様々なエネルギーの受け手であり管理者である。
- 現象的な外観を決定するのは、時空間内での光線生命の特質である。
p.247
この「三つの主要命題」に、第二部の基本的な教えがまとめられている。
三番目の命題では、特質が外観を決定するということが述べられているが、それはパーソナリティーの感情欲求生活を支配し方向づけることを意図している。というのは、外観は次第にその人の欲求の特質に応じたものになるからである。
p.248
4 外観の世界における特質
今度は「特質」という言葉の定義を取り上げることにしよう。この言葉は第二光線の様相を具体的に表現している。この第二の様相は、神性の決定づける光線、つまり神性の二番目に顕現する様相である。それはキリストの様相つまりヴィシュヌの様相であり、形態における神の知覚力ある意識の様相である。
p.249
エネルギーは生命であり、エネルギーは死でもある。
p.251
そのため、人間の意識的な視覚の前には、生命と活動以外のものは何も存在せず、運動とエネルギー以外のものは何も展開しておらず、一貫性、整然とした目的、統合の成長、一つの計画、一つの意志が常に展開している。
p.251
【各王国の特質】
鉱物王国においては、活動という特質が主に強調される。
植物王国には引きつける力という特質があり、色彩として表現されている。
動物王国においては、本能的な目的の成長という特質が見られる。
第四王国に現れつつある特質は、直観である総合的な愛つまり理解の様相である。
p.254-256(抜粋)
はい、今日はここまでです。
明日は「5 七つの光線とその表現の分析、初期の文献からの引用」に入っていきます。