『魂の光』第二の書 スートラ7(p.145-146)
欲求とは快楽をもたらす対象への執着である。
執着(ラーガ)とは、快楽体験との同一視から来るものである。『インテグラル・ヨーガ』
これは決して文字通りの翻訳ではないが、基本的なアイディアを明確に伝えているため、このように訳すのが最善である。
快楽をもたらすこのような対象には、原始的な人類の野蛮な状態から弟子道の進歩した段階に至るまで、人が抱くすべての執着が含まれる。
また、それには物質界の粗雑な対象への欲求と共に、情緒や知的追求によって起こる、ものごと、占有、反応に対する執着も含まれる。
p.145
魂の進歩とは?
魂の進歩とは、一つの感覚の対象から他の対象へのこのような変遷にあるように思えるが、いずれは独りで自分自身に向き合う時が訪れる。彼はあらゆる執着の対象に執着し尽くし、グルにさえ独り置き去りにされたように思える。
一つのリアリティー──彼自身である霊的なリアリティー──だけが残り、欲求には内に向けられる。もはや外に向けられることはなくなり、内なる神の王国を見つける。
p.146
快楽をもたらす対象には人が抱くすべての執着が含まれる。
赤坂も執着に囲まれて生きております。
というわけで、今日でアリス・ベイリー読書マラソン120目。
少しずつだけど、気がつけば4ヶ月間毎日読んでいる。ではまた明日ー。