『魂の光』第一の書 スートラ31(p.86-88)
苦痛、絶望、肉体の不適切な活動、そして生命の流れの間違った方向づけ(統御)は、低位サイキック性質に障害が生じた結果である。
心の散動に随伴して起きるものに、苦悩、失意、身体の震え、呼吸の乱れがある。
低位人間の状態を表わす四つの結果。
- 苦痛…アストラル体(情緒体)に誤って偏極したときに生じる。
- 絶望…メンタル体に生じる自責の念から起こるもの。
- 肉体の不適切な活動…猛烈な活動、解決や安堵を求める激しい追求、平安を求める絶え間ない遁走として表現される。
- 生命の流れの誤った方向づけ…内的な混乱によってエーテル体に生じる。
生命の流れは二つある。
- 生命の息(プラーナ)
- 生命フォース(肉体の火)
なるほどー。苦痛がアストラル体、絶望がメンタル体か。
『インテグラル・ヨーガ』のこの解説もわかりやすく、今日の生き方の指針になるものです。
これらは、集中と瞑想を妨げるものとして誰もがよく体験する徴候である。毎日の行動や態度、交友関係、そして食事に注意を払わねばならない理由も、そこにある。身体と心をタマス的(怠惰)にさせておくべきではない。それらは常に、“サットヴァ(静穏、澄明)”の状態になければならない。
『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.100
心も身体も、怠惰はだめってことですね。
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