読マラは「人間王国」へ!
『秘教心理学・第一巻』p.388-396
人間王国
【影響】
第四光線は人類を特に抜きん出て支配している光線である。ここで注目すべき数字的な関係がある。というのは、人間モナドの第四創造ハイラーキーと第四光線は、第四天球である地球上では、この第四換期において極めて活発だからである。
(中略)
私たちの目標は、個人においても人類全体においても、高位様相と低位様相、つまり高位原理と低位原理を調和させることである。これには葛藤と苦闘が伴うが、究極的には美と芸術における創造力と総合性が生み出される。
p389
第一光線、第四、第五光線……人類の生活に大きな影響力を与え、勢力を増しながら人間の知的生活を支配し、そのメンタル体を決定している。
第二、第六光線……人間の情緒生活を強力に支配し、アストラル体のタイプを決定している。
第三、第七光線……エーテル体と肉体を支配している。
p.390
- 人間の魂つまりエゴは七つの光線のいずれかであり、七つの光線グループのいずれかに属している。
- マインド性質とメンタル体は、目的の光線、調和と総合の光線、知識の光線に支配されている。
- 情緒性質とアストラル体は、愛と知恵の光線、理想主義的な献身の光線に支配されている。
- 活力生命と肉体は、物質に内在する知性の光線と組織力の光線に支配されている。
p.390
【結果】
今述べた二つの光線の活発な作用を通して、第四光線がやがて人間の内に直観を生み出す。第五光線は人間の内に知性を発達させる原因になっている。ここでも、統合という偉大な天賦の才能と統一とうい特権が人間の内に現われるのが見られる。というのは、──以前にも述べたように──人間は自分の中で三つの自然王国の特質を混ぜ合わせているからである。これらの自然王国のうちの一つは人間自身の王国よりも前にある王国であり、もう一つは後ろにある王国である。
- 魂王国………直観
- 人間王国……知性
- 動物王国……本能
p.391
【過程】
意識が要求した結果として起こる装備の改善は昔から、進化の衝動における秘密である。人間の内的な要求が諸センターを目覚めさせ、諸センターの目覚めが内分泌線の反応を決定し、三重の能力を持つ神経系と血流を支配する。このように、外的形態つまり肉体メカニズムは常に、内的主観的な霊的人間の進化段階を示している。
p.396
肉体はつねにスピリチュアル的な進化段階を示しているってことですね。
激動の今、どんな明日がやってくるのか本当にわからないですが、また明日!