【読書マラソン 80日目】第一の書 スートラ18/サマーディの段階『魂の光』

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『魂の光』第一の書 スートラ18(p.51-)

思考の一点集中によって外的な活動が静まったとき、さらなるサマーディの段階に到達する。この段階においてチッタは主観的な印象づけにだけ反応する。

心の動きの完全停止が確固不抜に修められることによって、後に残るのは印象(サンスカーラ)のみとなる。これがいま一つのサマーディ【アサムプラジュニャータ・サマーディ、識別なき三昧】である。『インテグラル・ヨーガ』

パタンジャリが扱っている瞑想の六つの段階はこの書で扱われている開花の全過程を理解する糸口を与えるため、それについてここで言及するのは価値があることかもしれない。

  1. 熱誠
  2. 集中
  3. 瞑想
  4. 観照
  5. イルミネーション
  6. インスピレーション

ここで、出発点は自らの知覚範囲を超えたところにあるものに熱誠を抱くことであり、知ろうとしてきたものによってインスピレーションが与えられるのが終着点であるということに注目すべきである。そして、集中(つまり強烈な焦点化)の結果が瞑想であり、瞑想は観照として花開くのである。

p.53-54

メモ

熱誠(出発点)→インスピレーション(終着点)

コロナの影響によって日常が変化し、「心の動き」を停止させることに難儀する今日この頃ですが、こんなときこそ瞑想によって心を鎮めていきたいですね。




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