『魂の光』第三の書 スートラ14(p.266-267)
すべての対象の特性は、すでに獲得されたか、顕現しつつあるか、潜在しているかのいずれかである。
そもそも潜伏状態・生起状態・非顕現状態の諸相を通過していくのは、実体【プラクリティ】なのである。『インテグラル・ヨーガ』
このスートラにも前のスートラと同じアイディアが含まれている。時空間内においてすべての特性には相対的な価値がある。
目標は一つであり、期限は一つであるが、聖なるエネルギーの偉大な七つの息つまり流れの波動率に違いがあるため、それらに影響を与える生命は異なっており、特有のものである。
七人の光線の主の発達段階は同一ではない。
様々な惑星ロゴス(神の玉座の前の七つの霊)の生命の開花状態も同一ではなく、彼らの肉体の原子、つまり彼らの媒体を構成しているモナドの発達の度合いも同一ではない。
p.266
すべての対象の特性は、すでに獲得されたか(過去)、顕現しつつあるか(現在)、潜在しているか(未来)のいずれかである。
- 過去──獲得したすべてのもの。
- 現在──過去の獲得物全体のうち、特定の形態を通して顕現しつつある特定範囲の特質。
- 未来──潜在している起こりうるもの。隠れた可能性。
過去、現在、未来。
時をかける秘教おじさん。