質問4「光線について学ぶことにどのような価値があるのか」のつづきです。
『秘教心理学』第二章 いくつかの質問とその答え(p.174-183)
物質界の最も濃密な様相は、今日の人類にとってほとんど神秘ではなくなった。人類は物質界に存在するものについてよく知っている。しかし、物質界の希薄なレベルは隠されており、人類にとっての次なる発見の領域である。この知識を獲得してすべての人々に明らかにする手段を儀式の光線がもたらすことで、この知識は賢者や秘教徒だけの財産ではなくなるであろう。高位の三つのエーテル・レベルは、そのレベルの居住者たちと共に、すべての人々の財産になるのを待っており、その居住者との次なる接近が起こる。
p.175
あなた方にも想像できるように、四つのエーテル界のすみれ色のデーヴァたちは、七つの二次的な部門を持つ四つの大きなグループを形成している。この四つのグループは、現在転生している四つのタイプの人々に働きかけている。
p.176
デーヴァ(deva)は、サンスクリット語で「神」を意味する。
神尾先生のブログ(過去記事)より、デーヴァについて。
デーヴァたちはまた、肉体を正しく養う方法や周囲のエーテルから必要な食物を引き出す方法を人間に教えるであろう。人間は将来、エーテル体を健全な状態に保つことにもっと集中するようになり、肉体の動きは完全に自動的なものになるであろう。
p.177
やがて、人類の視力の機能が強化されることによって、エーテルには今わかっているよりも多くの質料があることが分かるであろう。そして、エーテル視力が発達するにつれて、エーテルが厳密には物質界の物質であるということが認められるであろう。したがって、人々が病気のときにデーヴァを呼び出し、そのデーヴァが患部の組織を除去する音を発することによって、病んだ組織を破壊し、波動に引きつけられたデーヴァによって新しい組織が目に見える形に作り上げられたとき、これらのデーヴァたちの存在が一般に認められ、彼らの力が利用されるようになるのである。
p.179
人類の一人一人が七つの光線のいずれかに属している。したがって、ある一つの色が優勢であり、ある一つの音が発せられている。その色調は無限であり、色と音色の微妙な違いは無数にある。各光線にはそれぞれ従属的な光線があり、各光線はそれら従属的な光線を支配し、総合的な光線として働いている。この七つの光線はスペクトルの色と結びついている。赤、青、黄、オレンジ、緑、すみれ色の光線があり、それらすべてを統合する色である藍色の光線がある。
p.180
主要光線の色
- 【赤】意志と力
- 【青】愛と知恵
- 【黄】活動的知性
従属光線
- 【オレンジ】
- 【緑】
- 【すみれ色】
統合する光線
- 【藍色】
光線は特定の長所と欠点の素因になり、能力を授けると同時に、その人の限定の原因にもなっている。光線は、他のタイプの人々との付き合い方を左右し、形態内において他の形態に対してどのように反応するかを決める原因になる。光線は人に色合いと特質を与え、パーソナリティーの三つの界層における全般的な調子を授け、肉体的な外観を形作る。
p.183
最後に、昨日の神尾先生のブログより、秘教を学ぶコツ!
分からない問題は、いくら考えても回答に辿り着くのは難しいので、とりあえずスルーして、分かる時期が来るまで寝かしておく、というのが、秘教を学ぶためのコツともいえます。
そして、コツコツと、勉強は粘り強く継続すること。
今世ではとても終わらないので、来世以降も続くことになると思いますが、そのうち何とか、なるでしょう。
次回は質問5。第二章「いくつかの質問とその答え」ラストです。