55日目のアリス・ベイリー読書マラソン。ゴーゴー。
『秘教心理学・第一巻』p.406-416
【太陽系の光線】
覚えておかなければならないことは、私たちの太陽系における支配的な光線、つまり顕著な影響を与えている光線が宇宙の偉大なる愛と知恵の第二光線であるということである。それは二十の光線である。つまり、宇宙の偉大なる二つの原理とエネルギーが結合した光線である。それは、こういう言い方が可能ならば、私たちの太陽系ロゴスの「パーソナリティー」を支配している。
p.406
【惑星地球の光線】
- それぞれの惑星が、一つの生命、実在、存在の転生したものである。
- それぞれの惑星が、人間と同じように、二つの光線フォース──パーソナリティー光線と魂光線──の表現である。
- したがって、それぞれの惑星において、二つの光線が秘教的な衝突状態にある。
p.408
人間には生活経験を通して、触知できる領域から触知できない領域へと次第に移行するためのの数限りない選択のチャンスが与えられている。周囲の生命を引きつけたり、それに引きつけられたりすることで、価値観が連続的に変化するのをますます意識するようになり、ついには主観的な世界と触知できないメンタル的霊的なリアリティーの引きつける磁力的な引力が、これまで彼を魅了してきたものよりも強くなる発達段階に達する。そのとき、彼の価値観はもはや以下のものによって決定されることはなくなる。
- 本能的な動物性質の満足
- 彼のアストラル体が要求する情緒的感傷的な欲求
- マインド性質や知的欲求の引力や快楽
p.413
グループが極めて重要なものと認識され始めようとしている。そして、個人の幸福は、その個人がグループの欠かすことのできない一部である限りにおいて重要なのである。このことによって、自発性や個人性が損なわれることはない。私たちはまだそのような悲しむべき間違いを犯しているが、それは最初の実験的な過程だけにおいて起こることであり、私たちが識別力をうまく使えないためである。
p.415
「個人の幸福はグループに欠かすことのできない一部である限りにおいて重要。」
これって、人体に例えるなら、
「肉体の維持に欠かすことのできない一部である限り各臓器は重要」
って考えるとイメージできる気がします。個よりグループ。
ではまた明日。
