【読書マラソン 103日目】第一の書 スートラ41/水晶が色を帯びるように知とひとつになる『魂の光』

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『魂の光』第一の書 スートラ41(p.105-)

ヴリッティ(マインド質料の変異)を完全に統御した者に、認識したものと同一化つまり類似の状態がやがて生じる。水晶がその中に映っているものの色を帯びるように、知る者、知識、知識の領域が一つになる。

本来透明な水晶が、かたわらに置かれた物の色や形を呈するように、動き〔作用〕が完全に弱まったヨーギーの心は、燈明・平静となって、知る者と、知られるものと、知との区別のない状態に達する。この瞑想の極点が、サマーディ〔三昧〕である。『インテグラル・ヨーガ』

このスートラは前のスートラから自然に導き出されるものである。完全なる見る者は傍観者つまり知覚者の立場から、そして同一化した立場から、知識の全領域を自らの意識内に包含している。

彼は質料の原子と一つであるため、最も微小な宇宙を認識することができる。彼は太陽系と一つであるため、このより大きな周期を視野に入れて最も広大な宇宙を認識することも許される。

p.105

何かに没頭することによって心の作用が鎮静化し、ノイズが消え、やがて「知」とひとつになる。

寝食を忘れるほどに打ち込めるものがあればいいけど、つまらないものであっても、淡々と作業を繰り返すことが大切なんだと思う。

きっと、何でもいいんだろうな。




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