【読書マラソン 191日目】第三の書 スートラ23/他者との合一は、感情の三つの状態──同情、優しさ、平静──への一点集中した瞑想によって得られる『魂の光』

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『魂の光』第三の書 スートラ23(p.285-287)

他者との合一は、感情の三つの状態──同情、優しさ、平静──への一点集中した瞑想によって得られる。

友愛やその他の徳性にサンヤマを施すことによって、それらを伝播させる力を得る。『インテグラル・ヨーガ』

『第一の書』のスートラ33と比較すれば、このスートラをいくらか理解できるであろう。ここで言う合一とは、以前述べた達成よりも遥かに高度なものである。

そのとき、熱誠家の性質は周囲のすべてのものと調和に満ちた平和な関係を築くよう訓練されつつあり、「感情の三つの状態」と呼ばれるものへの集中を通して、他のすべての自己と同一化するよう教えられる。

その三つの状態とは──

  1. 同情。利己的で貪欲な熱情の反対物。
  2. 優しさ。常に厳しく、自己に没頭している自己中心性の反対物。
  3. 平静。欲望や欲求の反対物。

この感情の三つの状態を理解し、共感するようになったとき、人はすべての人間の魂と連結する。

p.285

感情の三つの状態。同情、優しさ、平静。

同情を通して──

利己的な関心に没頭することがなくなり、兄弟たちと共に苦しむようになる。

優しさによって──

活動が「内向的、自己中心的」なものから、「外向的、奉仕したい、援助したい」という欲求に鼓舞される。

平静によって──

他の人々のために行った活動から生じるカルマ的な結果から自由になる。

やさしくなり〜たい〜〜♪




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