【読書マラソン 192日目】第三の書 スートラ24/象の力に一点集中した瞑想によって、そのフォースつまり光が目覚める『魂の光』

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『魂の光』第三の書 スートラ24(p.287-289)

象の力に一点集中した瞑想によって、そのフォースつまり光が目覚める。

象その他の動物の強さにサンヤマを施すことによって、それらの強さを得ることができる。『インテグラル・ヨーガ』

まさかの象ッッ!!!

まずは、『インテグラル・ヨーガ』から引用。

これはつまり、非常に力の強い動物、たとえば象などにサンヤマをするということだ。すると、象が現われるというのではなく、その強さがあなたに現われる。

ジブラルタルの巨岩にサンヤマをすれば、あなたは本当に岩のようになる。つまり、それほどあなたは重くなる。普通に体重計の上に乗るだけなら、あなたは百十ポンドだ。

ところがジブラルタルの巨岩にサンヤマしながらその上に立つと、たちまち針が飛んでしまう。反対に、羽毛にサンヤマをすると、目盛はゼロを指したままだろう。

あなたは自分自身を重くすることもできるし、軽くすることもできる。サンヤマによって、実にそういうことが達成されるのだ。

それをやってみよう。試してみよう。面白いことが起こるだろう。

『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.296

うん、やってみるゾウ!🐘

次に、『魂の光』。

このスートラについては多くの論争があり、通常の解釈は、象について瞑想すると象の強さが得られるというものである。

多くの注釈者はこれらの言葉から、他の動物について瞑想すると、その動物の特性が得られると解釈している。

この書は科学的な教科書であり、次のことを目的としていることを覚えておく必要がある。

p.287

このスートラの七つの目的(抜粋)

  1. 精妙な領域へと入ることができるように熱誠家を訓練すること。
  2. マインドを支配する力を与え、マインドを高位の世界のヴィジョンを得るための器官として、魂と脳との伝導体(媒介)として意のままに使用できる道具にすること。
  3. 頭部内の光を目覚めさせ、光を放射する中心となり、すべての問題に光を当てる。
  4. 肉体の火を目覚めさせる。センターが活性化する。
  5. 魂、脳、センターの調整統合を生み出す。
  6. その結果、眠っていた脊柱基底の火が目覚め、安全に上昇できるようになり、あらゆる不純物を焼き尽くして出て行く。
  7. このようにして、魂の能力を発達させ、人類に仕える有能な奉仕者が生まれる。

この「象の力」を瞑想することで、第三様相の力、つまり物質そのもの、聖霊なる神、ブラフマのエネルギーが目覚め、第二様相つまり意識様相、魂のエネルギー、ヴィシュヌ、キリストのフォースと結合する。

これは、完全な一体化、つまりラージャ・ヨガの目標である魂と肉体の合一を引き起こす。

p.289

『インテグラル・ヨーガ』と『魂の光』、同じ象のスートラでも、まったく違って見える。

たぶん言及している様相が違うのだろうか。教えてガネーシャ。

余談だけど僕はベンチプレスするときはスーパーサイヤ人とかケンシロウとかビスケット・オリバとか範馬勇次郎とかターミネーターとか色々イメージして、脳内でなり切ってやることがあります。すると不思議と力が出る。

特に好きなのは、地味だけどフォークリフトとかの重機。機械になり切ると軸も軌道もぶれずに良いプレスができる。これも瞑想っちゃあ瞑想。うーん、余談すぎる。




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