今日の読マラは動物王国!ムツゴロウじゃないよ!
『秘教心理学・第一巻』p.315-327
【人間と動物の関係】
飼育動物は、意志が適用されたときにその作用を受けるよう訓練されなければならない。このことを人はまだ、自分の飼い主を愛する動物の意志であると解釈しているようであるが、それは愛されたいという人間の気持ちを満足させることよりも深い根本的なものである。
p.319-320
遠い過去には多くのことが起こったが、過去の沈黙の闇の中に失われてしまった。当時、動物王国は人間王国よりも遥かに強力であり、人類は動物の猛襲の前になすすべもなく、中期レムリア時代に初期の動物人間に対して動物が行った破壊行為は恐ろしく、おぞましいものであった。放浪の民の小さな集団が、いくつもの時代にわたって、強力な動物によって地上から完全に抹殺された。動物人間は本能的な用心深さを身につけたが、それは彼らの敵である動物に見られるものとあまり変わらなかった。数千年が経過して、人間に知性と狡猾さが現われ始めて、やっと人間は動物たちよりも強力になり、今度は人間が動物王国を襲うようになった。
p.320
【個別化】
動物と人間の間に存在する相互関係の効果が、個別化と呼ばれる前進を動物王国に引き起こすということは言うまでもない。この出来事は「注入」という過程の達成であり、形態内の生命単位に三つの神聖な様相が現われたことを示している。
p.323
個別化する動物は、今日ではいずれの場合でも、馬や犬や象や猫といった飼育されている動物である。この四種類の動物は今のところ、オカルト的な言い方で言えば、「注入の過程」にある。
p.323
p.324には、象は第一光線、犬は第二光線、猫は第三光線、馬は第六光線と書かれていますが、p.218には、象は第二光線、猫は第四光線、犬は第六光線として挙げられていて「あれ?」となりました。
参考(p.210-224)
注釈によると、一見矛盾しているように思える光線の違いは、それが「主光線」を指すものなのか、それとも「副光線」や、補う光線を指しているのかが示されていないことによるためだそうです。
それぞれの情報をまとめると…
- 第一光線…象🐘
- 第二光線…象🐘、犬🐕
- 第三光線…猫🐈
- 第四光線…猫🐈
- 第六光線…馬🐴、犬🐕
って感じになります。
人類と諸王国の守護者たちが、個別化を引き起こそうとするときに用いるテクニックを示すこともできるが、そうすることにどのような意味があり、そのような情報が何の役に立つであろうか。個別化といった危機の時には、それぞれの光線が他の光線とは異なる方法でその光線の動物たちに影響を与える。また、それぞれの光線は、動物や人間のエーテル体にあるいずれかのセンターを主要な接点にしている。これに関連して、動物の場合は四つのセンターが機能しており、三つのセンターはその影響と活用という点では潜在的なものにすぎないということを覚えておくべきである。
p.325
【平均的な熱誠家の諸センターと七つの光線の関係】p.326
1 | ヘッド・センター | 意志と力 | 第一光線 |
2 | アジュナ・センター | 具体的知識 | 第五光線 |
3 | 喉センター | 活動的知性 | 第三光線 |
4 | ハート・センター | 愛と知恵 | 第二光線 |
5 | 太陽叢センター | 献身 | 第六光線 |
6 | 仙骨センター | 儀式的魔術 | 第七光線 |
7 | 脊柱基底 | 調和 | 第四光線 |
今日はここまで!明日も動物王国は続きます。