『魂の光』第二の書 スートラ47(p.220-221)
少しばかりの努力を続け、マインドを無限なるものに集中することによって、安定した楽な姿勢が達成される。
自然な傾向である落ち着きのなさを減じ、無限なるものに瞑想することによって、坐位(アーサナ)は修得される。『インテグラル・ヨーガ』
このスートラでは、瞑想中に問題を生じさせる二つの側面について述べられている。それは肉体の安楽とマインドの統御である。
姿勢を正しくすることによって肉体を忘れようとする努力は、不慣れで不快な体位や姿勢を乱暴に肉体に強いることによってではなく、むしろ着実かつ穏やかな実践を継続して行うことによって成し遂げられるということに注目すべきである。
p.220-221
感覚がいろいろなものを味わうことを求めるために、われわれは身体組織に毒素をため込んでしまう。そうではなく、そういうものは抑制しなければならない。
その上でわれわれは、無限のものに瞑想して、不動性を達成するのである。偉大なもの、巨大なもの、よく安定し、十分に確立されているものなら何であってもいい。
小さなものは常に揺れ動く。だから地球のことを想うのもよいし、大山の不動性を想うのもよい。
『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.253
日頃から、良い姿勢を無理なく継続させる。
地球や山をイメージしながら、瞑想する。
アリス・ベイリー読書マラソン、160日目!
3ヶ月前から毎日読み続けている『魂の光』も、残り半分くらい。
これからも日々の少しばかりの努力で、秘教という「無限なるもの」にマインドを集中させながら、読書(瞑想)を継続していきたい。