【読書マラソン 128日目】第二の書 スートラ15/すべてが苦である。三つのグナ『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ15(p.157-160)

イルミネーションを受けた人には、(三界の)すべての存在がグナの活動によって生まれる苦痛と見なされる。グナの活動には三種類あり、様々な結果、心配、潜在意識的な印象を生む。

得たものを失うことへの不安と恐怖、結果として心の中に残り新たな渇望を引き起こす印象、心を支配する三グナの絶えざる葛藤──これらのために、識別力ある者にとっては実にあらゆるものが苦である。『インテグラル・ヨーガ』

三つの「グナ」とは、物質それ自体の三つの特質、サットヴァ、ラジャス、タマス、つまりリズム、活動、惰性であり、それはすべての形態に生来備わっているものである。

すべての界層のすべての形態にはこのような特性があり、これは最低位の形態と同様に最高位の形態にも言えることで、三つの特質が顕現している度合いが異なっているだけである。

p.157

メモ

三つの「グナ」

  1. サットヴァ──リズム──霊(モナド)──メンタル体
  2. ラジャス──活動──魂──アストラル体
  3. タマス──惰性──低位の個我──肉体

すべてが苦……!

気分や感情に流されず、秩序正しくメンタル体的に生きたいものです。

苦痛とは、物質と霊という相反する対をなすものの間にある固有の差異がもたらす結果だからである。

これらの要素は両方とも、結びつくまでは本来、「平和な状態に」あるが、時空間内で結びついたときにお互いに敵対し、摩擦と苦しみを生み出すのである。

p.159

ではまた明日。




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