【読書マラソン 167日目】第二の書 スートラ54/抽出(プラティヤハラ)とは思考原理によって感覚を支配し、感覚を撤退させること『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ54(p.233-236)

【方法V 抽出】

抽出(プラティヤハラ)とは、思考原理によって感覚を支配することであり、それまで感覚の対象であったものから感覚を撤退させることである。

諸感覚がその対象から撤退し、いわば心の本質を模倣するとき──それがプラティアーハーラ〔制感〕である。『インテグラル・ヨーガ』

このスートラには、サイキック性質の統御において行うべきことが要約されており、思考者がマインドつまり思考原理を介して感覚を支配し、感覚がそれ自体をそれぞれ自分勝手に表現しなくなったときに達成される結果が述べられている。

p.233

感覚知覚の様々な経路は静かな状態になり、真の人間の意識はもはや五つの接触経路に沿って外に向かうことはなくなる。

五感は第六感覚であるマインドに支配され、熱誠家のすべての意識と知覚能力は頭部内で統合され、内と上へと向かうようになる。

その結果として、サイキック性質は征服され、メンタル界がその人の活動領域になる。

p.234

メモ

「抽出」とは、感覚がマインドに完全に同化、統御されること。

思考(メンタル体)によって、感覚(五感)を支配する。

整列整列。




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