『魂の光』第三の書 スートラ41(p.331-336)
アカーシャと音の関係への一点集中した瞑想によって、霊的聴力の器官が発達する。
耳と虚空(エーテル)との関係にサンヤマをなすことによって、超常的な聴覚が得られる。『インテグラル・ヨーガ』
このスートラを理解するためには、いくつかの関係──物質、感覚、そして経験する者の間の関係──を理解することが必要である。
キリスト教徒は、「万物は神の言葉によって創造された」(ヘブライ人への手紙・第11章3節)と信じられている。
東洋の信仰者は、音が創造過程の起源になる要素であると信じており、どちらもこの言葉つまり音が神聖なる三位一体の第二の位格を表わすものと教えている。
この音つまり言葉が太陽系の物質に特定の活動を起こさせたのであるが、その前に「父」の息が最初の動きつまり振動を始動させたのである。
したがって、まず最初に、息(プネウマつまり霊)が原初の質料に影響を及ぼし、脈動、振動、リズムを始動させた。次に、言葉つまり音が、脈打ち振動する質料に形態つまり形状をとらせた。
このようにして宇宙的な三位一体の第二の位格、神の子、大宇宙が転生したのである。
この過程は七つの顕現界層、つまり七つの意識状態が可能になる領域で起こった。これらはすべて特定の性質に特性づけられており、特定の振動状態によって違いが生じ、それぞれに特定の呼び名がある。
p.331-332
今回ちょっと難解な上に、じっくり読む時間もないのでさらっと流し読みでサクッとタイピング。メモもなし。
ここで、ちょっとお知らせです。
今年の1月からスタートした、アリス・ベイリー読書マラソン。
『魂の光』の「第三の書」は残りのスートラ14個で、8月末には読み終える計算です。
で、そのタイミングで一旦ブログをお休みしたいと、ここ何日か考えていました。
キリがいいので『魂の光』読了までとは思っていたけど、ラストの「第四の書」を残して、アリス・ベイリー読書マラソンもこの辺で一息ついて、充電期間と言う名の無期限のインターバルに入る予定です。
それではあと2週間ほど、お付き合いくださいませ。
m(_肉_)m