今日から質問5!
「以下の言葉にはどのような意味があるのか。つまり、知覚力、意識つまり認識、光のエネルギー。」
最後の質問の項を読んでいきます。
『秘教心理学』第二章 いくつかの質問とその答え(p.184-192)
進化するにつれて、「暗い光」のぼんやりとした点はその輝きを強め、平均的な人の生涯においては、頭部内の光が時々閃き、弟子道を歩むようになると輝かしい光になる。
p.185
魂とは本質的に、波動という観点から見て、文字通り光であり、知識の真の媒体になるという観点から見ても、哲学的に言って光である。魂はまた、象徴的に言っても光である。というのは、それは暗闇に流れ出る太陽の光のようなものだからである。魂は脳を通してイルミネーションを引き起こす。脳は物質界を眺める魂の目のようなものであり、同じ意味で魂はモナドの目である。そして、不思議なオカルト的な意味で、自然の第四王国は私たちの惑星上において惑星ロゴスの目である。脳は七つの感覚に反応する。
- 聴覚
- 触覚
- 視覚
- 味覚
- 嗅覚
- マインド、常識
- 直観、つまり総合的な知覚
p.186-187
魂は、本質的に、哲学的に、象徴的に、光である。
七つの感覚は、七つの光線の物質界での対応になっていて、光線と密接に関係し、支配されている。
1 | 聴覚👂 | 第七光線 | 魔術 | 力の言葉 |
2 | 触覚✋ | 第一光線 | 破壊者 | 神の指 |
3 | 視覚👀 | 第三光線 | ヴィジョン | 神の目 |
4 | 味覚👅 | 第六光線 | 理想主義 | 国家の願望 |
5 | 嗅覚👃 | 第四光線 | 芸術 | 啓示の美 |
6 | 知性📚 | 第五光線 | マインド | 神の知識 |
7 | 直観💡 | 第二光線 | 愛と知恵 | 神の理解 |
絶えず意味の世界で生きるようにし、外観の世界で生きることを少なくするよう、あなた方すべてに勧めたい。意味の世界はより真実の世界であり、イリュージョンはより少ない。理解力が発達し、人々が水面下を見ることができるようになり、真の視力を培ったとき、すべての形態内にある魂の特質が着実に姿を現わし、形態性質の力は相対的に背景に退くようになるであろう。この意味の世界を明らかにすることこそが人類の特権である。そして、真に秘教を学ぶ人々は、この分野における先駆者となるべきである。
p.192
以上で、第二章「いくつかの質問とその答え」を読み終えました。
「脳は物質界を眺める魂の目のようなもの」という表現が個人的にお気に入りでございます。
次回から第三章に入ります。