【読書マラソン 78日目】第一の書 スートラ16/無執着の達成『魂の光』

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『魂の光』第一の書 スートラ16(p.47-49)

特質つまりグナから解放されたとき、この無執着を達成した結果として、霊的人間についての正確な知識が得られる。

プルシャ【真の自己】を実現することによって、グナ【自然(プラクリティ)の構成要素=静謐(サットヴァ)・活動(ラジャス)・惰性(タマス)】に対してさえ渇望が失せてしまったなら、それが至上の無執着(ヴァイラーギャ)である。『インテグラル・ヨーガ』

三つのグナすべてを使い、形態の使用を通して完全な経験を獲得し、対象や形態への執着を通して意識と知覚と認識を発達させ、すべての手段を活用し終えたとき、(ロゴスとしての、もしくは人間としての)霊的人間はそれ以上それらを使う必要はなくなる。その結果、グナから自由になり、執着の結果として形態をまとうことはなくなり、今の私たちが推測しても無駄な新しい意識状態へと入るのである。

p.49

メモ

三つのグナ(物質の特質)

1 サットヴァ 霊のエネルギー
モナド
リズムつまり調和のとれた波動
2 ラジャス 魂のエネルギー
エゴ
機動性つまり活動性
3 タマス 物質のエネルギー
パーソナリティー
聖霊 惰性

メモ

自然(プラクリティ)の構成要素

  • 静謐(サットヴァ)
  • 活動(ラジャス)
  • 惰性(タマス)

サットヴァ、ラジャス、タマス。霊、魂、物質。

勢いで覚えておこー。グナグナグナ。

最後に、『インテグラル・ヨーガ』から引用。

その至上の離欲(ヴァイラーギャ)が、一度でも、ただの一秒でも訪れたならば、あなたはその喜びを体験する。だからこそわれわれは、毎日、しばし瞑想の時を持つように努めるのだ。

『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.65




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