今日は138ページから、第三章の終わりまで。
日曜日も、休まず読書しマッスル。
『新しい時代の教育』p.138-156
将来、教師を選び訓練する際には、これまでよりもずっと大きな注意が払われなければならない。彼らの知的達成度と特定科目についての知識も重要であるが、もっと重要なのは、偏見がなく、すべての人間を一つの大家族の一員として見ていることである。将来の教育者は、今日よりもさらに、訓練を積んだ心理学者であることが必要である。
p.143
そのとき若者は、運命が定める特定のやり方で自分自身を安定させ、職業という奉仕を通して正しい人間関係を築くという仕事を遂行するようになるであろう。
p.145
簡素さが私たちの合言葉になるべきである。なぜなら、簡素さこそが私たちの古い物質中心的な生活様式を葬り去るからである。
p.147
明晰な思考、溢れる愛、そして真の妥協感覚(この言葉に注目しなさい)が、必要な基礎を築き、未来の扉を大きく開けておくのに大いに役立つであろう。
p.148
奉仕は、最も早い時期から方向性を与える媒介として役立ち、最終的にどのような職業や趣味に向いているかを示し、生涯の仕事を選択する上で助けになるであろう。
p.150
三つの主要な科学がやがて新しい時代の教育分野において支配的になるであろう。それは現代科学の様々な活動を否定するものではなく、その活動をもっと大きな主観的な全体へと統合していくものである。
p.153
最後の引用文にある、「三つの主要な科学」とは以下の三つのことをいい、やがて教育課程において重視されるようになるということが書かれています。
- アンターカラナの科学
- 瞑想の科学
- 奉仕の科学
手元に本がある方は、読んでみてくださいね。
さて、明日から第四章「個人の修養」へと進みます。