【読書マラソン 177日目】第三の書 スートラ9/最終的にメンタル的な状態は消え去り、知覚する意識が完全に支配する『魂の光』

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『魂の光』第三の書 スートラ9(p.257-260)

メンタル的な状態は以下のように連続して起こる、つまり、見たものにマインドが反応し、マインドによる統御の瞬間がそれに続く。さらに、チッタ(マインド・スタッフ)がこの両方の要素に反応する。そして最終的に、これらは消え去り、知覚する意識が完全に支配する。

普通に生起してくる印象〔サンスカーラ、雑念〕は、抑止の努力の出現によって止滅されるが、今度はそれが新たな心の作用を生み出すことになる。心とこの新たな作用との結合の刹那が、ニローダ・パリナーマ〔止滅転変〕である。『インテグラル・ヨーガ』

おそらくこの考えを理解する最も簡単な方法は、瞑想しようとするときにその人が三つの要素を肉体脳で意識しているということを認識することであろう。

  1. 瞑想の対象を意識する。これがマインドを刺激し、印象づけ、「思考原理の変異」を引き起こす。つまり、想念形態を創造するマインドの傾向を刺激し、見た対象に一致した形状をチッタつまりマインド・スタッフにとらせるのである。
  2. 次に、この傾向を征服する必要性に気づくようになり、意志を発動させて、マインド・スタッフが変異し形状をとるのをやめさせるためにマインド・スタッフを安定させ統御する。
  3. 突然、低位の意識から滑り出て、知覚者、つまりそれ自身の界層における思考者と自分自身が一体であることを認識する。マインドは統御されており、見た対象が何の反応も刺激しないため、真のアイデンティティーはそれまで覆い隠されていたものを知覚できるようになる。

p.258-260

メモ

長いので分解してみる。

  1. 見たものにマインドが反応し、
  2. マインドによる統御の瞬間がそれに続き、
  3. チッタ(マインド・スタッフ)がこの両方の要素に反応する。
  4. 最終的に、これらは消え去り、知覚する意識が完全に支配する。

たぶん、ほとんどわかってない自信がある。

だがそれがいい。




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