【読書マラソン 158日目】第二の書 スートラ45/イシュヴァラへの献身を通じて、瞑想の目標(サマーディ)が達成される『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ45(p.217-219)

イシュヴァラへの献身を通じて、瞑想の目標(サマーディ)が達成される。

神にすべてを委ねることによって、サマーディは達成される。『インテグラル・ヨーガ』

瞑想の目標は、聖なる内的自己に接触し、その接触を通して、その自己とすべての自己、そして全我との統一を、ただ理論的にではなく自然界における事実として認識する能力を得ることである。

これは、「サマーディ」と呼ばれる状態が達成されたときに起こる。その状態において、思考者の意識は低位の脳意識からそれ自身の界層での霊的人間つまり魂の意識へと移行する。

p.217

メモ

  1. 肉体の意識を頭部に移行させる。
  2. 意識を頭部(脳)からマインド(メンタル体)に移行させる。
  3. メンタル体からコーザル体(魂)へと意識を移行させる。
  4. そのとき、サマーディ(霊的観照)の状態に入ることが可能になる。

すべての不安が生じるのは、執着のため。『インテグラル・ヨーガ』より。

すべてを捧げてしまえばわれわれは放棄者であり、所有するものは何もない。

所有するものが何もなければ、不安もない。すべての不安が生じるのは、愛執と、所有物への執着のためである。

愛執とは心の執着のことである。われわれに必要なのは、物質的な無執着よりも、むしろ心的な無執着なのだ。

だから、心が執着していなかったら、物質的には所有していてもかまわない。

それが不断のサマーディである。サマーディというのは、どこかの隅で我を忘れて石のようにじっとしていることではない。

本当のサマーディとは、すべてを献げて、あらゆる執着から完全に自由であるときにのみ可能な、心の静けさのことなのだ。

スワミ・サッチダーナンダ(著)『(新版)インテグラル・ヨーガ』p.247

メモ

物質的に所有していても、心は執着しないこと。

お。「在庫あり」になってる。




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