アリス・ベイリー読書マラソンは、今日から『秘教心理学』に入ります。
この『秘教心理学』、1冊だけでも分厚いのに、全部で第一巻と第二巻(上・下)の計3冊があります。
そして、あの『秘教治療』を含む「七つの光線に関する論文」の第一巻にあたる部分が『秘教心理学・第一巻』で、第二巻が『秘教心理学・第二巻』となります。
ちょっと何言ってるかわからないと思うのでまとめると、
【七つの光線に関する論文】
- 第一巻 『秘教心理学・第一巻』←いまここ
- 第二巻 『秘教心理学・第二巻』
- 第三巻 『秘教占星学』
- 第四巻 『秘教治療』
- 第五巻 『光線とイニシーエション』
ということです。
今日は17ページの「序言」から、チベット人(DK大師)の言葉をじっくり読んでいきたいと思います。
『秘教心理学・第一巻』序言
ここで提供する教えはさらに、熱誠家のメンタル能力を高め、情緒体を安定させるものでなければならない。情緒体を安定させることで、熱誠家は極めて速やかに奉仕へと解放されるであろう。(本を)絶えず学び、不朽の知恵についての教えを耳と目で理解することは、責任を増大させたり、脳に疲労や苦痛を与えることで教えに対する反感を引き起こさせたりするだけであるということを覚えておかなければならない。教えは、実生活に応用された場合にだけ実際的な価値があり、その生命を持ち続ける。私たち教師が必ずや最初に求めるものは、誠実さである。
p.17
私がこれらの本を書いてきたのは、グループ認識を発達させるよう熱誠家たちを訓練するためである。あなた方個人は重要ではなく、本当に重要なのはグループであるということを、はっきりと認識しなさい。
p.18
生活すべてが機会であり、機会に対して個人がどのように反応するかは、魂の成長を示す要素の一つである。そのためには、世界そのものという訓練学校で十分である。
p.18
しばしば、熱誠家は自問する。「私は実際に、どのような役に立つのか。私の小さな活動範囲で、どうしたら世界に奉仕できるというのか」と。私は次のことを指摘することで、その答えにしたい。つまり、この本に書かれていることについて考えることで、その考えを大衆のマインドに送り込むことによって、そしてまた、この本が提供する教えを仲間の人々の前で言い表わし、その教えと一致した生活を送ることによって、あなた方の奉仕は極めて現実的なものになるのである。
p.19
この本に書かれていることを考え、それをブログに書いてアウトプットすることはひとつの「奉仕」につながっていると思うのです。
(ただ、教えと一致した生活には赤坂はまったく自信がありません。)
世界は助けを求めて泣き叫んでいる。恐怖心を決然と投げ捨て、喜びと勇気をもって未来に向かって前進しようではないか。
p.20
- 『宇宙の火』は、世界のイニシエートたちの手引書であって、熱誠家の関心を自分自身のことからより広大な概念と普遍的な理想へと向けさせるものである。
- 『ホワイトマジック』は『宇宙の火』の対になる本。
人間は今はまだ、特定のことや個人的なことにあまりにも関心が強いため、自分たちが「その中で生き、動き、存在している」より大きな全体に同じだけの関心を向けるのは容易ではない。
p.24
七つの光線の研究に取り組むとき、自分自身が──一つの人間単位として──いずれかの光線の影響を強く受けているということをしっかりと心に留めておかなければならない。
p.25
あなた方が気持ち新たに、喜びと関心をもって必要な進歩を行うのを、過去のもの──肉体的な怠惰、知的な意気消沈、情緒に対する統御の欠如──に妨げさせてはならない。必要とされる進歩を行うことによって、あなた方はより活動的で役立つ奉仕に適応できるようになるであろう。
p.26
肉体・エーテル体を管理し、知的に前進し続け、情緒をコントロール!
ではまた明日。