アリス・ベイリー読書マラソン。今日から第二部第二章、光線と自然王国!
今回、表が多めになっております。
『秘教心理学・第一巻』p.273-284
【七つの王国】p.275
第一王国 | 太陽系生命の王国 |
第二王国 | 惑星生命の王国 |
第三王国 | 魂王国 |
第四王国 | 人間王国 |
第五王国 | 動物王国 |
第六王国 | 植物王国 |
第七王国 | 鉱物王国 |
【七つの光線の主な影響、光線が七つの王国に与える影響の結果】p.276
王国 | 光線 | 表現 | |
1 | 鉱物 | 第七光線(儀式的な組織) | 放射能 |
第一光線(意志と力) | 力の根源的な貯蔵庫 | ||
2 | 植物 | 第二光線(愛と知恵) | 磁力 |
第四光線(美と調和) | 色彩の統一 | ||
第六光線(理想的な献身) | 上昇する傾向 | ||
3 | 動物 | 第三光線(適応性) | 本能 |
第六光線(献身) | 飼育 | ||
4 | 人間 | 第四光線(葛藤を通しての調和) | 経験、成長 |
第五光線(具体的知識) | 知性 | ||
5 | エゴつまり魂 | 第五光線(具体的知識) | パーソナリティー |
第二光線(愛と知恵) | 直観 | ||
6 | 惑星生命 | 第六光線(アイディアへの献身) | 大計画 |
第三光線(活動的知性) | 創造的な活動 | ||
7 | 太陽系生命 | 第一光線(意志と力) | 普遍的なマインド |
第七光線(儀式的な魔術) | 総合的な儀式 |
この表には興味深い相違点があることに気づく。それは、植物王国は三つの光線の表現になっているが、他の王国は二つの光線の表現になっているという事実である。この三つの光線によって、植物王国は現在のような極めて美しく、色彩という象徴を発達させた状態に至ったのである。植物王国は、太陽系全体の計画に対する地球の際立った貢献になっている。
p.277
したがって、人間の初期の進化段階において肉食はカルマ的にも本質的にも人間にとって正しい食事であった。そして、未発達の人々にとっては、動物形態という観点から見て、肉食は以前正しく、また適切である。このことから、菜食主義についての疑問が持ち上がるが、これについては、第四王国を考察するときに述べるつもりである。状況は、しばしば考えられているようなものでは全くなく、現代の思考者たちが提起しているものとも違う。肉食は──ある発達段階においては──邪悪な行いであるという非難は的を得ていない。
p.280
【王国と人間の肉体組織の対応関係】p.280
人間王国 | 脳 | 二つのヘッドセンター |
発声器官 | ||
動物王国 | 胃 | 太陽叢 |
肝臓 | ||
植物王国 | 心臓 | ハートセンター |
肺 | 喉センター | |
鉱物王国 | 生殖器官 | 仙骨センター |
脊柱基底 |
【七つの王国全体とセンターと肉体の対応関係】p.281
1 | 鉱物王国 | 脊柱基底 | 副腎 |
2 | 植物王国 | ハート・センター | 胸腺 |
3 | 動物王国 | 太陽叢 | 膵臓 |
4 | 人間王国 | 仙骨センター | 生殖腺 |
5 | 魂王国 | 喉センター | 甲状腺 |
6 | 惑星王国 | アジュナ・センター | 脳下垂体 |
7 | 太陽系王国 | ヘッド・センター | 松果腺 |
これらが第一イニシエーションのときに学ぶ対応関係であるということを覚えておくならば、このような対応関係を研究することは価値あるものになるであろう。この対応関係は、後に意識が拡大したときには、これとは違ったものになる。
p.281
どの秘教の文献においても、進化の全過程の統合性と連続性を示すことが必要である。というのは、人間が高位三王国と下位三王国の中間にいるという、その位置を理解したときに初めて、進化のスキーム全体に対する第四王国の貢献の真の意義が明らかになるからである。
p.283
というわけで、今日は第二章の「序文」を読んでいきました。
明日は「鉱物王国」に入っていきます。