『魂の光』第二の書 スートラ3(p.138-139)
妨げを生み出す困難には次のものがある。アヴィディヤ(無知)、パーソナリティーの感覚、欲求、憎しみ、そして執着の感覚である。
無知、自我意識、執着、嫌悪、生存欲が、五つの障害である。『インテグラル・ヨーガ』
妨げを生み出す困難。五つの障害。
『魂の光』 | 『インテグラル・ヨーガ』 |
アヴィディヤ(無知) | 無知 |
パーソナリティーの感覚 | 自我意識 |
欲求 | 生存欲 |
憎しみ | 嫌悪 |
執着 | 執着 |
『魂の光』
人間の物質界
- アヴィディヤ(無知)
- パーソナリティの感覚
アストラル体(感情の媒体)に関するもの
- 欲求
メンタル体を活気づけるエゴイズムの感覚(アハンカーラ原理)の産物
- 憎しみ
- 執着
『インテグラル・ヨーガ』
順序
- まず、〈真我〉への無知から自我意識(エゴイズム)が現われる。
- 自我(エゴ)の私的享楽物への執着が存在する。
- 執着するものが得られかったり奪われた場合、妨害者への嫌悪が生まれる。
- 結局は、物に執着し死を怖れるがゆえに、身体の生命に固執する(生存欲)。
これらは三界における「個人生活という土壌」に撒かれる種子となり繁殖し、真の人間にとっての障害となるため、破壊しなければならない。
そして、その破壊によって次の三つのことが起こる。
- カルマの精算
- 解放の達成
- 魂のヴィジョンの完成
今日は(珍しく)分かりやすかった!わーい。