『魂の光』第三の書 スートラ22(p.282-285)
カルマ(つまり結果)には二種類ある。直ちに起こるカルマと将来に起こるカルマである。この二種類のカルマに完全に集中した瞑想を行うことによって、ヨギは自分が三界においてどれだけの期間経験を積むことになるかを知ることができる。これは様々な徴からも知ることができる。
カルマには、速やかに発現するものと、徐々に発現するものとの二種類がある。それらにあるいは死の前兆にサンヤマを施すことによって、死期を知ることができる。『インテグラル・ヨーガ』
このスートラは、『第三の書』のスートラ18と関連づけて読むことで、幾分はっきりとするであろう。ここで言及されているカルマとは、第一に熱誠家つまり見る者の現在の生涯に関するものである。
彼は、この人生で起こるすべての出来事が以前の転生で自分自身が作った原因の結果であることを知っている。
彼はまた、現在の人生におけるすべての行動が、以下のようにならない限り、必ず(別の生涯において)結果を生じさせることも知っている。
- 結果を直ちに生じ、現在の生涯において実を結ぶ。
- 行為が非利己的な動機で、しかも完全に無執着に行われたため、どのようなカルマも生み出さない。そのとき彼は法則に従って望ましい結果を生じさせるが、それは彼自身にはどのような影響ももたらさない。
p.283
この生涯で起こる出来事は、自分自身が前世でつくったカルマである。
現在の生涯におけるあらゆる行為の動機を厳しく見つめることによって、自分を輪廻転生の車輪に縛りつける結果を生み出す必然性を未然に取り除く。
p.283
「行為の動機」を見つめ、カルマを生み出す原因を未然に防ぐ。
そうなのか。あんなこともこんなことも、いつかの自分がやらかした原因の結果かー。
記憶にございません。
あっ、アリスベイリー読書マラソン190日目でした!マイペーース。