【読書マラソン 146日目】第二の書 スートラ33/ヨガに反する想念が生じたときには、それとは反対の想念を養うべきである『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ33(p.198-200)

ヨガに反する想念が生じたときには、それとは反対の想念を養うべきである。

否定的想念によって妨害されたときは、その反対の【肯定的】考えが念想されるべきである。それがプラティパクシャ・バーヴァナである。『インテグラル・ヨーガ』

悪い思いが妨げになるときは、想像力のおもりを反対側に乗せるべきである。

p.198

メモ

基本的な概念

  • 人は自らが考える通りのものになる。
  • 想念には二種類ある。ひとつは物質界での表現へと向かうもの、もうひとつは魂つまりキリスト様相との合一につながるもの。
  • 習慣的に育ててきた想念がアストラル的、肉体的な反応や結果を引き起こす場合ヨガにとって有害なものと認識しなければならない。
  • これらと反対の想念を育てなければならない。
  • 真我との合一へと導く想念の育成には三つの過程がある。

メモ

想念の育成における三つの過程

  1. 古い想念の流れとは反対の新しい想念概念を突き止め、それについて考察する。
  2. その想念を顕現させるために想像力を活用すること。(アストラル体が影響を受ける)
  3. 思考し想像したものを物質界での生活に顕現するために結果を明確に心象化する。

これがエネルギーを生み出すことが分かるであろう。

つまり、エーテル体が新しい想念の流れによって活性化され、エネルギーが与えられ、ある変容と再調整が起こり、それがやがて物質界の人間の活動に完全な変化をもたらすということである。

p.200

今回とても実践的なスートラだと思います。

悪い考えが浮かんだら、反対の良い考えを想像する。

憎しみが生まれたら、愛の想念を生み出す。

無限の想像力を活用して、「からだ」に変容をもたらす。




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