【読書マラソン 50日目】動物王国(性の問題 – 性、美徳、悪徳の定義)『秘教心理学』

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毎日秘教本!アリスベイリー読書マラソン『秘教心理学』

50日目のアリス・ベイリー読書マラソンは、動物王国の「性の問題」。

「性の問題」四つの項のうち、最初のひとつ「性、美徳、悪徳の定義」を読んでいきます。

  1. 性、美徳、悪徳の定義(←いまここ)
  2. 新時代の性
  3. 現在の周期に対するいくつかの提案
  4. 性と弟子道

『秘教心理学・第一巻』p.334-359

もし私たちに真実を見る目があり、霊的な意味で正確に事実を解釈することができるならば、男女両性の関係とお互いの交わりという事実には、創造のドラマと啓示の物語が描写されているのである。この関係が単なる肉体的なものではなく、三界──物質界、情緒界、メンタル界──すべてにおける二つの片割れの統一になったとき、性の問題は解決し、結婚関係は神のマインドにある意図された状態に戻るであろう。今日、それは二人の肉体の結婚である。時には、二人の情緒性質を含む結婚であることもある。マインド性質も含む結婚は実際には稀である。時には、一方の肉体は冷ややかで無関心であり関与していないが、情緒性質が引きつけられて関係する形で、もう一方の肉体と呼ばれる場合もある。時には、メンタル体は肉体に関与しているが、情緒性質が排除されている場合もある。二人のパーソナリティーの三つの部分すべてが統合され強力し合って結ばれることは極めて稀である。このような場合に、真の結合、真の結婚、二人の一体化が生まれる。

p.353

性という象徴には、愛そのもののリアリティーが表現されている。愛には実際に関係という意味合いがあるが、(「性」という言葉と同じように)ほとんど何も考えずに、その真の意味には注意を向けずに使っている。基本的に、愛と性は一つであり、同じものである。というのは、両方とも引力の法則の意味を表現しているからである。愛は性であり、性は愛である。というのは、この二つの言葉には、神とその宇宙、人間と神、人間と魂、男性と女性、これらの間の関係や相互作用や結びつきが等しく表現されているからである。

p.354

メモ

陰陽とエネルギーセンターと肉体の対応物

眉間センター ヘッド・センター
脳下垂体 松果腺

メモ

パーソナリティの生活における三つの性の意味

  1. 物質界における性、つまり、男女の関係。種を繁殖する。
  2. 低位のエネルギーの高位のエネルギーとの結合。創造的な働きが生まれる。
  3. 頭部内におけるパーソナリティーのエネルギーと魂のエネルギーの結合。キリストが誕生する。

p.358

愛は性であり、性は愛である。

『秘教心理学』はとても難解ですが、この「性の問題」についての数十ページを読むだけでも、性とまっすぐ向き合いながらスピリチュアルに生きていくために、いろいろな気づきがあると思います。

引用した文章以外にも、同性愛や一夫多妻制といった内容についての、秘教の教えが記されていました。

明日も続きを読んでいきます。




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