アリス・ベイリー読書マラソン、動物王国「性の問題」のつづきです。
真の結婚、正しい性的関係、輪廻転生、前世での関係、家庭生活という名の学校など、興味深い内容が盛り沢山でした。
『秘教心理学・第一巻』p.359-375
【新時代の性】
創造的な衝動を仙骨センターから喉センターへと移行させるにつれて、肉体的な性的衝動に支配された生活を送ることは少なくなり、創造的な表現を行う生活を常に送るようになる。
p.363
つまり、真の結婚と正しい性的関係は、人間の性質の三つの様相すべての結婚を意味するものでなければならず、三つの意識レベル──物質界、情緒界、メンタル界──すべてにおいて同時に接点がなければならない。
p.364
【現在の周期に対するいくつかの提案】
魂に関しては、私たちが理解するような性別は存在せず、性別が存在するのは形態生命においてだけである。実験のための分化の過程において、転生する霊的人間はまず男性の肉体をまとい、次に女性の肉体をまとうことで、形態生命の陽の様相と陰の様相を完成させる。
p.367-368
したがって、最初に定めるべき前提は、すべての魂が再生誕の法則のもとで輪廻転生を繰り返すということであり、このことを一般大衆に教育すべきである。したがって、各々の生涯は単なる人生経験の反復ではなく、かつての義務を背負い、昔の関係を復活させ、昔の負債を返済し、賠償と前進を行う機会が与えられ、深いところに眠っている特質を目覚めさせ、昔の友人や敵と出会い、ぞっとするような不正を解消し、その人を条件づけ現在の状態としている原因を説明するものでもある。現在すべての人々が認識することが極めて必要な法則はこのようなものである。思考する人々がこれを理解したとき、性と結婚の問題の多くが解決するであろう。
p.368
【性と弟子道】
弟子やイニシエートによって、家庭生活よりも優れた訓練学校はない。家庭生活では、関係づけが強いられ、調整と適応を行う場が提供され、犠牲と奉仕が要求され、人間のあらゆる性質を完全に表現する機会が与えられる。転生してくる魂たちに肉体を提供し、家庭という制約の中でそれらの魂に注意を払い、教育の機会を提供することほど、人類に対する偉大な奉仕は存在しない。
p.374
- 真の結婚は人間の性質の三様相すべての結婚を意味する
- すべての魂は輪廻転生を繰り返す
- 魂に性別はない
- 人は自分が蒔いたものをまた刈り取ることになる
- 害を与えない生活を送る(積極的無害性)
- 個よりグループ
- 家庭生活より優れた訓練学校はない
はい!ということで第二章も終わって、明日から第三章「光線と人間」に入っていきます。