『魂の光』第三の書 スートラ27(p.300-301)
月への一点集中した瞑想によって、月の作用を受けるあらゆる形態に関する知識が生まれる。
月にサンヤマを施すことによって、星の配置を知ることができる。『インテグラル・ヨーガ』
このスートラは二通りの翻訳が可能であり、その一つはここで示したものであり、もう一つは次のようになる。
「月を瞑想できる者に、アストラル界の知識がもたらされる」と。どちらの訳も正しく、サンスクリット語の原文を正しく理解するには、おそらくこの二つを組み合わせなければならないであろう。
ここでは、このスートラの本質的な意味を伝える簡単な意訳を示すだけで十分であろう。
形態の母(月)に一点集中することで、形態の性質と目的が熱誠家に明らかになる。
月が物質の象徴であり、太陽の光の様相が魂の象徴であるということを思い出すならば、この二つのスートラの意味を突き止めるのは難しくないであろう。
一方は魂と様々な意識状態に関係し、他方は体つまり意識の媒体に関係している。
p.301
二通りの翻訳
- 月への一点集中した瞑想によって、月の作用を受けるあらゆる形態に関する知識が生まれる。
- 月を瞑想できる者に、アストラル界の知識がもたらされる。
奇しくも、本日8月3日(月)の夜は満月!
残念ながら僕が住む北海道は微妙な空模様だけど、月に向かって瞑想しよう。