【読書マラソン 130日目】第二の書 スートラ17/知覚者と知覚されるものの同一化が苦の原因である『魂の光』

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『魂の光』第二の書 スートラ17(p.161-163)

知覚者と知覚されるものが一つの同じものであるというイリュージョンが(苦痛を生み出す結果の)原因である。これは避けなければならない。

その、避け得る苦の原因となっているのは、見る者【プルシャ】と見られるもの【プラクリティ、自然】の結合である。『インテグラル・ヨーガ』

このスートラは、霊と物質の合一という、顕現の偉大なる基本的な二重性を思い出させるものである。様々な界層において形態を生み出す変異つまり活動を引き起こし、純粋な意識が自ら課した限定の原因となっているのは、それらの相互作用である。

p.161

メモ

三界における三重性の最高要素は「自分」である。

知覚者 思考者 知る者 見る者 観察者 観る者
知覚 思考 知識 視覚 観察 視力
知覚されるもの 想念形態 知識の領域 見られるもの 観察されるもの 光景

ラージャ・ヨガの大きな目標は、思考者を思考原理の変異から解放して、想念イリュージョンの大きな世界に溶け込んだり純粋に現象的なものと同一化したりすることのないようにすることである。

p.162

メモ

次のような、霊の反対極である物質の性質についても研究すべきである。

  1. 原子
  2. 分子物質
  3. 元素
  4. 三つのグナつまり特質
  5. 七つの形態を持つタットヴァつまりフォースの分化

物質の性質と違いを理解することによって、自分の霊をかくも長きにわたって囚人にしてきた形態の世界が理解できるであろう。

p.163

いつも本当の自分(真我)を思い出そう。物質と同化しないように気をつけよう。

あ、今日でアリス・ベイリー読書マラソン130日目!




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