『魂の光』第二の書 スートラ49(p.222-225)
【方法IV プラーナヤマ】
正しい姿勢(アサナ)を達成したとき、プラーナは正しく統御され、吸気と呼気は適切になる。
それ【安定した坐位(アーサナ)】が得られたならば、呼気と吸気の活動が制御されねばならない。これがプラーナヤーマ〔調気〕である。『インテグラル・ヨーガ』
プラーナヤマを学ぶ際に覚えておくべきことがいくつかある。
第一に、エーテル体の主な目的の一つは、濃密な肉体に刺激と活力を与えるものとして機能することである。
つまり、濃密な肉体は独立した存在ではなく、ただエーテル体に動かされ動機づけられた通りに機能しているにすぎない。
エーテル体はフォース体つまり活力体であり、濃密な媒体のあらゆる部分に浸透している。それは肉体の背景になるものであり、肉体の真の実質である。
(中略)
また、低位のものが高位のものに正しく反応できるかどうかの鍵はリズムにあり、エーテル体とリズミカルに調和して反応し振動する肉体の能力にあるということも覚えておくべきである。
p.223-224
プラーナヤマの作用
- 血液に酸素を取り入れ、血流を浄化し、肉体を健康にする。
- 肉体をエーテル体の波動と同調させる。その結果、濃密な肉体が完全に支配され、エーテル体と一致する。肉体の二つの部分(濃密な肉体・エーテル体)が一つの単位となる。
- エーテル体を経由して、濃密な肉体のあらゆる部分にエネルギーを伝導する。
エネルギーの源
- 惑星オーラから。主に脾臓と肉体の健康に関係する。
- アストラル界から。カーマ的、欲求のフォース。主に横隔膜より下のセンターに影響を与える。
- 普遍的マインド(マナス)のフォースから。大部分が想念のフォースで、喉のセンターに向かう。
- エゴ自身から。主にヘッド・センターとハート・センターを刺激する。
フォースはどこから受け取るか?
- 大半の人々…物質界とアストラル界
- 弟子…メンタル界とエゴのレベル
プラーナは宇宙エネルギー。
呼吸をコントロールすることで、プラーナを統御することができる。