すべての学ぶ人々が手元に置くべき三冊の本がある。それは『バカヴァッド・ギータ』と『新約聖書』と『パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』である。というのは、この三冊には魂とその開花の全体像が記されているからである。
『魂の光』p.12
アリス・ベイリー読書マラソンは、今日から『魂の光〜パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』に入ります。
『魂の光』は、サンスクリット語のラージャ・ヨガ経典をジュワル・クール大師(DK大師)が英訳し、アリス・ベイリーが大師に質問しながら注釈を加えたものです。
『魂の光』について、『未完の自叙伝』ではアリス・ベイリー自身によって以下のように解説されています。
私が『魂の光』を書いたのは、東洋と西洋の関係を明らかにしたかったからでした。
それは、キリストよりもおそらく9000年前に生き、教えを説いたパタンジャリのヨガ経典の注釈書です。
私はサンスクリット語を全く知りませんので、チベット人が古代サンスクリット語の語句の訳語を私に教えてくれましたが、注釈を書いたのは私自身でした。
というのも、通常の東洋的な提示方法よりも西洋人のマインドや意識に適したスートラの解釈を紹介したいと願ったからです。
『未完の自叙伝』p.285-286
というわけで、『秘教心理学』の次に選んだ秘教本は『魂の光』でした。
バトンをつなぐイメージで、次の本に進んでいきます。ではまた明日〜。