『魂の光』第三の書 スートラ25(p.289-294)
目覚めた光への完全に集中した瞑想によって、精妙なもの、隠されたもの、遠くにあるものを意識することができる。
内なる光へのサンヤマによって、微細なもの、秘匿されたもの、遠方のものを知ることができる。【たとえば、原子のように微細なもの、隠れた財宝、遠隔の地など】『インテグラル・ヨーガ』
肉体で行われ修得されるヨガの科学において、「中心器官」とはヘッドとハートのことを指し、その違いは第一に時間の違いである。
道における初期の発達段階においては、ハートが中心器官である。後に、真の光が住む場所のある頭部内の器官が中心器官になる。
p.291
ハートとヘッドの結合はどのようにして成し遂げられるか。(p.292-294)
- 低位性質の征服によって。
- 愛を実践することによって。
- 瞑想に関する知識によって。
- ヘッドへの完全に集中した瞑想によって。
パタンジャリがここで指摘しているように、この光を通して私たちは精妙なもの、つまり精妙な諸体を意識的に使用したときにだけ知ることができるものに気づくようになる。
この精妙な諸体は、私たちが情緒界つまりアストラル界やメンタル界のような内界で機能するための手段である。
現在のところ、私たちの大部分はこれらの界層で機能していることを意識していない。この光を通して、私たちは隠されているもの、まだ明かされていないものに気づくようになる。
自分の光を輝かせている人には神秘が明らかにされ、その人は知る者になる。遠くにあるものや未来もまた同様に彼には明らかになる。
p.294
目覚めた光への完全に集中した瞑想によって、精妙なもの、隠されたもの、遠くにあるものを意識することができる。
今日から8月ですね。1日1スートラだと、『魂の光』読了は10月上旬くらいかな。
進みは遅いし理解も追いついてないけど、休むことなく読み続けよう。