『魂の光』第二の書 スートラ29(p.189-)
ヨガの八つの方法とは、
訓戒(ヤマ)、
規範(ニヤマ)、
姿勢(アサナ)、
生命フォースの正しい統御(プラーナヤマ)、
抽出(プラティヤハラ)、
集中(ダラーナ)、
瞑想(ディヤーナ)、
観照(サマーディ)である。
以下がヨーガの八支分である。
一、ヤマ【禁戒】
二、ニヤマ【勧戒】
三、アーサナ【坐法】
四、プラーナヤーマ【調気】
五、プラティアーハーラ【制感】
六、ダーラナー【集中】
七、ディアーナ【瞑想】
八、サマーディ【三昧】
『インテグラル・ヨーガ』
これらの方法つまり実践は一見シンプルであるが、しっかりと覚えておかなければならないことがある。それは、これらの方法がいずれかの界層において一つの体で達成すべきものではなく、三体すべてにおいて同時にその活動と実践を行わなければならないということである。
そのようにして、三重の低位人間全体が、肉体、アストラル体、メンタル体に関連した方法を実践することになる。
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エゴが人に啓発とイルミネーションをもたらすことができるようになるのは、低位人間が一貫した律動的な道具になったときに限るということを覚えておかなければならない。
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ヨガの八つの方法
方法1
訓戒(ヤマ)
自己統御、自制、抑制。間違った行為の節制。五種類ある。
方法2
規範(ニヤマ)
正しい遵守。五種類ある。弟子の内的生活に関係。
方法3
姿勢(アサナ)
正しい平衡の保持。正しい態度。位置。瞑想中の肉体の姿勢。周囲に対する情緒的態度。
方法4
生命フォースの正しい統御(プラーナヤマ)
呼吸の抑制、調整。エーテル体の調整にもつながり、その結果、エゴ(霊的人間)のフォースが肉体人間に正しく伝達される。
方法5
抽出(プラティヤハラ)
正しい撤退。抑制。感覚の撤退。欲求性質の征服。
方法6
集中(ダラーナ)
一点集中。マインドの固定。真の人間である思考者の道具が支配下に置かれる。第六感覚が調整統合される。
方法7
瞑想(ディヤーナ)
望ましいようにマインドを使用し、高度な思想、抽象的なアイディア、理想主義的な概念を脳に伝達する思考者の能力。
方法8
観照(サマーディ)
エゴ(真の人間)に関係し、魂の領域に関するもの。霊的人間が三つの鞘を通して、脳に降下しているスートラートマを介して、魂が知り見て理解するものを肉体脳に伝達する。
ヨガ八つの方法。まずは暗記しなきゃ!
山(ヤーマ)、山山(ニヤーマ)、山山山(サンヤーマ)……。違うかー。