気がつけば「アリスベイリー読書マラソン」も、スタートして2週間が過ぎました。理解はまだまだ先にありますが、秘教独特の表現や言い回しには、毎日読むことで慣れてきているのがわかります。
とは言っても、多くは活字だけをジャージャー浴びている状態なのですが、文章を読みながら「なるほど!」と断片的な知識がくっつくこともあったり、「こういうことかな?」と類推してみたり、自分なりの読書スタイルで秘教の学習を楽しんでいます。
「10分読んだならば10時間深く考えよ」は、ブラヴァツキーの言葉ですが、それだと生涯読破できる気がしないので、ひとまずさーっと走り抜けます。
『テレパシーとエーテル体』p.92-100
私は個人がどのようにしたらテレパシー的な人間になれるかについては少しも示していない。漸進的に拡大していく接触範囲におけるこれらの発達はすべて、それらが時期尚早の開花の結果ではなく、正常かつ自然に発達したときにだけ、有益であり、真に役立つものである。時期尚早に発達した場合、不正確で間違った自己中心的な解釈になる危険性が常にある。
p.92
彼らは何かにあるいは誰かに同調しているが、何に同調しているのかを知らない。感知したと自分が主張するものすべてが非常に重要なものであると彼らは考える。それは通常、自分に関するものであり、彼らが神秘的な霊的メッセージの管理者であることを保証する高い霊的な開花を達成したからではなく、通常は全く取るに足りない平凡な性質のものである。
p.92
実際には、人間が作ったアイディアというものは存在しない。知識階級が把握し、グラマー 、情緒的つまりアストラル的な結論、利己的な解釈に対する人類の絶え間ない反応によって「ステップダウン」されたアイディアが存在するだけである。
p.95
人類は、七つの自然王国から来る多くの衝撃、多くの印象づけ、テレパシーによる多くのメンタル的な流れ、多くの特質づけられた波動的な印象づけの受容者である。
p.99
というわけで、今日は8ページほど、「11.接触と受容性がもたらす結果」の節だけを読みました。また明日更新します。