『魂の光』第三の書 スートラ53(p.359-362)
この直観知覚から、(万物を)区別し、それらがどのような種類のものであり、どのような特質を持ち、空間においてどのような位置を占めるかを知る能力が生じる。
【意訳】直観の発達によって、顕現している生命の源、その特性つまり特質、全体でそれが占める位置についての正確な知識が生じる。
かくして、種類、特徴、場所など、よく似ていて見分けのつかないものが識別できるようになる。『インテグラル・ヨーガ』
『ラージャ・ヨガ経典』全体を通して明らかなのは、聖なる三重性は至るところに見られ、生命を吹き込まれた形態(顕現しているもので、そうでないものは存在しない)はすべて、以下のものとして知られるということである。
(抜粋)
- 生命。神の生命はその源から七つの流れ、放射、「息」として発せられるが、客観的世界のあらゆる形態は、これらの流れのどれか一つに乗って吐き出された生命の表現である。
- 意識つまり魂。限定され制限された質料の原子生命から太陽系ロゴスの生命に至るまで、すべての意識状態は同一ではないが、神聖なる生命の生き生きとした形態すべてに意識がある。
- 形態つまり体。これは霊的な衝動の結果として主観的な様相から生じる外的な様相である。空間においてそれが占める位置は天人の肉体の一部であり、どのような原子や形態であれ、その中に位置を占めている。
p.360-361
直観を発達させて解放を成し遂げたヨギは、すべての生命形態に関するすべてを知ることができ、以下の知識が含まれる。(p.361-362)
1 | 2 | 3 |
種類 | 特質 | 空間における位置 |
光線 | 特有性 | 天人の肉体における位置 |
霊 | 魂 | 肉体 |
生命様相 | 意識 | 形態 |
本質 | 主観的な性質 | 客観的な形態 |
アリス・ベイリー読書マラソン220日目!
さてさて、「第三の書」もスートラ54と55の二つのみになりました。
先日もお伝えした通り、「第四の書」を残して、しばらくブログをお休みします。
あと2日、よろしくお願いします。