『魂の光』第三の書 スートラ12(p.262-263)
マインドの統御と統御する要素のバランスがとれたとき、一点集中の状態が生じる。
また、鎮静していく過去の想念と、今まさに生起しつつある想念が一致しているならば、それがエーカーグラター・パリナーマ〔専念転変〕である。『インテグラル・ヨーガ』
熱誠家はそのとき、三界に関わるマインドのすべての状態を故意に意識しなくなる。彼の注目は特定の対象に集中されるが、主にその対象の形態によって覆い隠されているリアリティーつまり主観的な生命に向けられる。
彼はさらに、思考者、知る者としての自分自身も意識しなくなり、観照しているものだけを言葉の真の意味で認識するようになる。これは受動的な面である。
しかしながら、これが非常に活動的なメンタル状態であることを覚えておかなければならない。
というのは、知覚する意識は極めて包括的な形で対象を意識しているからである。その特質と様相と波動すべてが、その特定の対象を顕現させた本質的な中心となるエネルギーと共に、彼に明らかになる。
p.262
「マインドの統御」と「統御する要素」のバランスがとれたとき、三界に関わるマインドのすべての状態を故意に意識しなくなり、特定の対象に注目が集中される。
というわけで、アリス・ベイリー読書マラソン180日目!
早いものでもう半年。意志の力に頼ることなく、すっかり習慣化しています。
無理しない低めのハードル(1ページ以上読書)が継続のコツですね。コツコツ。