オルコット大佐(神智学協会初代会長)【ドット絵×イニシエート#6 】

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ドット絵×イニシエート6作目は、ヘンリー・スティール・オルコット(Henry Steel Olcott 1832-1907)です。通称・オルコット大佐

仏教の近代化に大きく貢献し、ブラヴァツキー夫人と出会い、神智学協会の初代会長を務めた人物です。

ヘンリー・スティール・オルコット

オルコット大佐

オルコットは1832年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。

南北戦争のときに北軍の将校を務め、後に大佐に昇進。退役後は、弁護士として活動します。その一方で霊的世界にも関心を持ち、催眠術などを手がけるほか、降霊会にも参加していました。

ブラヴァツキー夫人との出会い

1874年、オルコットはヴラヴァツキー夫人と出会い、意気投合します。

翌年には神智学協会を設立。最初の数年間は協会に資金的な援助も行います。ブラヴァツキーは設立から2年後、『ベールをとったイシス』を刊行。

しかし、アメリカでの神智学協会の活動はあまり順調には発展せず、オルコットとブラヴァツキーは1878年にインドに渡り、翌年には協会の本部も移転させました。

神智学はヒンドゥー教や仏教からの影響も受け、その体系が完成されていきます。

オルコットと仏教

オルコットが著した『仏教問答』は、スリランカの仏教復興にもっとも貢献した一冊となりました。同本は、オルコットの来日を期に、1889年に邦訳版が出版されています。(残念ながら絶版で入手困難。)

オルコットの死

オルコットは1907年に亡くなるまで、神智学協会の会長を務めました。

コロンボ(スリランカ)には、オルコットの仏教教育への貢献を讃えた記念の像が建てられるほか、「オルコット・マワタ(Olcott Mawatha)」という彼の名前がつけられた大通りがあります。

Olcott MawathaをGoogleMapで見る

光線構造と進化の段階

オルコット大佐

ヘンリー・スティール・オルコット
(1832-1907)

進化段階
2.2 2 1 7 6 7

出典:『マイトレーヤの使命〈第1巻〉』光線構造と進化の段階

オルコット大佐の進化段階は2.2。

光線構造は、魂が「愛と知恵」の第2光線、P(パーソナリティ)が「意志と力」の第1光線です。

M(メンタル体)には「儀式的秩序」の第7光線。あらゆることを秩序正しく行う組織化の光線です。

神智学初代会長として組織を丁寧に構築していくのに、メンタル体の第7光線は力を発揮したのではないでしょうか。

ちなみに行動を共にしたブラヴァツキー夫人の光線構造は「1-2-1-6-3」。

ブラヴァツキー夫人×オルコット大佐

オルコット大佐の光線と並べてみると、魂とパーソナリティがオルコット大佐の光線とクロスしています。どのような意味を持つのでしょうか。

参考文献


現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇 (ちくま新書)(Amazon)

H・P・ブラヴァツキー夫人 近代オカルティズムの母 (神智学叢書)(honto)

参考サイト:ヘンリー・スティール・オルコット(Wikipedia)

ドット絵こぼれ話

リードビーター以上にすごいヒゲです。見た目のインパクトが強烈なので、楽しく描けました。




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