【秘教治療】脾臓に関して【肉体の3つのセンター】

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赤坂です。

今日は、『秘教治療』上巻、第4章の「いくつかの質問に対する答え」のなかにある、「脾臓に関して」(p.393〜394)を読みながら、図を簡単に描いてみました。

脾臓は生命力の最も重要な媒介であるが、それは形態とは関係のない、物質そのものに固有の生命力である。したがって、それは惑星の物質体に密接に関係している。

それは非常に重要なセンターが外的に顕現したものである。生命にとって基本的に不可欠なセンターが(その外的に顕現したものと共に)肉体には三つある。

  1. ハート・センターと心臓。これらに生命原理(様相)が集中している。生命と霊は一つのものである。
  2. ヘッド・センターと脳。そこに意識原理(様相)が集中している。
  3. プラーナ・センターと脾臓。そこに物質そのものの生命(物質様相)が集中している。

『秘教治療(上)』p.393

脾臓に関して『秘教治療』アリス・ベイリー

一般的(現代医学的)な意味での脾臓の役割といえば、古くなった赤血球を破壊したり、免疫機能や造血機能などですが、秘教では、「生命力のもっとも重要な媒介」ということです。

ブラヴァツキーが指摘したように、濃密な肉体は一つの原理ではないことを覚えておかなければならない。それは、魂による統御のもとでエーテル質料によって形態内に保たれている原子物質である。

それはその反応において自動的であり、様々な衝撃を与える外的な世界と内的な衝動に反応するが、それ自体には始動させる生命はない。それは、自然界の他のすべてのものと同じように、エネルギーの単位からなっており、それ自体の個別の生命を持っている。この生命のためのエネルギー分配の焦点が脾臓である。

脾臓は、生命のためのエネルギー分配の焦点である。

脾臓において、物質の陰の生命と陽のエーテル体の生き生きとしたエネルギーが一つになり、(エーテル体を介する)人間の内的な生き生きとした諸体と物質界の間に言わば「閃光」が発せられる。

「物質の生命(陰)」と、「エーテル体(陽)」がひとつになり、閃光が発せられる。

閃光

(ぼくの頭の中のイメージは、こんな感じです。)

陰陽といえば、東洋医学で五臓のひとつである「脾」には、飲食物から「後天の精」となる気血(エネルギー)をつくりだす役割があります。

プラーナ・センターも脾臓ということで、共通しているところもあるかと思います。

それは人間に関する限り、魂と肉体もしくは──より高い螺旋状においては──霊と物質の関係が進化の梯子における最も低い段において反映されたものであり、それに相応するものである。

と言うわけで、今日はこのへんで。また書きマッスル。




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