またまた、お久しぶりの更新です。危うく冬眠してしまうところでした。
なんだかんだアレがコレしていて、1ヶ月経ってしまいました。スミマセン。
これから少しずつアクセルを踏んでいきマッスルよ!
さて、今回も増補改訂版の『アリス・ベイリー入門』から、仏陀(ブッダ)の役割について簡潔&わかりやすく解説されている部分から有り難くお借りします。
仏陀は光の主と呼ばれている。光とはグラマーつまり感情による真理の歪曲を消散させるエネルギーである。アストラル界と呼ばれるレベルつまり感情情緒の世界の惑わしを消散させるのは魂の光である。
仏陀の役割の一つはアストラル界にこの光をもたらすことであった。仏陀は私たちの苦悩の原因を「四諦」として明確に示し、その苦悩を終わらせる方法として「八聖道」を説いた。
自分自身を物質や欲求と同一化するのをやめ、正しい価値観を得て、所有物や現世的なものを重要視せずに、正しい関係に基づく道に従って生きるべきであると説いた。
それはアストラル・エネルギーによる支配から私たちを解放するために与えられたのである。それはまた、その後にキリストが与える教えのための基礎を築くものでもあった。
土方三羊(著)『増補改訂版 アリス・ベイリー入門』p.29
リスト化すると
- 仏陀は光の主。
- 光はグラマーを消散させるエネルギー。
- アストラル界(感情情緒の世界)の惑わしを消散させるのは魂の光。
- 仏陀の役割のひとつは、アストラル界に光をもたらすこと。
- 仏陀は人間の苦悩の原因を「四諦」、その苦労を終わらせる方法として「八聖道(八正道)」を説いた。
- モノや欲望を重要視せず、正しい道に従って生きること。
蛇足かもしれませんが、四諦と八正道についてさらっと。
四諦とは、苦集滅道。四つの真理。
苦諦(くたい)、集諦(じったい)、滅諦(めったい)、道諦(どうたい)の四つの「諦」のこと。「諦」は「あきらめる」と読みますが、「真理」という意味があります。
八聖道(八正道)は、涅槃に至るための実践徳目。修行法ですね。
正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定の8つあります。
正しい見解、正しい考え、正しい言葉、正しい行為、正しい生活、正しい努力、正しい想念、正しい精神統一……。
いやぁ、耳が痛い。(耳たぶではない)
ではまた〜。
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