今日も少しずつ、土方三羊さんの『アリス・ベイリー入門(増補改訂版)』を読んでいます。復刊、本当に有難いです。
アリス・ベイリー入門―トランス・ヒマラヤ密教とは何か(amazon)
私たちは生命の糸によってモナドと繋がっている。この生命の糸はスートラートマもしくは銀の糸と呼ばれるもので、この糸なくして私たちは生命を維持することはできない。つまり、私たちの根本的な生命はこの糸を通してモナドから魂を経由して肉体の心臓に送られてくる。
p.89
スートラートマを通して、根本的な生命が送られてくる。
そして、アンターカラナと呼ばれる糸が存在する。これは意識の糸であり、それぞれの体での意識を結びつけるものである。スートラートマつまり生命の糸が上から下へと、つまりモナドからパーソナリティーへと働きかけるのに対して、アンターカラナつまり意識の糸は下から上へと、つまり肉体脳から魂へと、そして最終的にはモナドへと私たちが構築していかなければならない糸である。
もしアンターカラナがモナドにまで届き、パーソナリティーとモナドが完全に一体になったならば、その人は大師である。したがって、このアンターカラナの構築は私たちの意識の進化のプロセスと密接に関連している。
p.90
アンターカラナは、それぞれの体での意識を結びつける糸である。
意識と生命。二本の糸のはたらきを比べてみます。
アンターカラナ(意識の糸)…下から上、肉体脳から魂へ、最終的にはモナドへ。
スートラートマ(生命の糸)…上から下、モナドからパーソナリティへと働きかける。
図にするとイメージがつかみやすいですね。
アンターカラナとスートラートマについては、以前にも記事にしているのでご覧ください。