今月も、いつものように日曜日の10〜17時まで、ホリスティック・スペース=アクエリアスで、たっぷり濃い勉強をしてきました。
第10回目のテーマは「魂とそのメカニズム 〜 肉体までのエネルギー・ルート」。
前半が「弟子道の生活に起因する原因」の構造、後半が、魂から肉体までのエネルギー・ルートという構成になっています。
午前中に、秘教徒と神秘家の違いについて学びました。
英語で表すと、秘教徒がオカルティスト(Occultists)、神秘家がミスティクス(Mystics)です。
オカルティストは、「オカルト」ですね。「オカルト」と聞くと、いかにも怪しい雰囲気ですよね。やだな〜こわいな〜。
単語を辞書(weblio)で調べてみると、
Occult は、「神秘的な、不思議な、超自然的な、魔術的な、オカルトの、神秘的なもの、オカルト」。
Mystics は、「(宗教的な)秘法の、秘伝の、神秘的な、不可解な、畏怖を感じさせる。」とありました。
はい、これだけ見ても違いがよくわかりませんね。
それでは、『ホワイト・マジック』からこちらの文章をご覧ください。
分類的に答えるならば、知識の道はオカルティストと賢者の道であり、愛の道は神秘家と聖者の道である。アプローチがヘッドのものかハートのものになるかは、光線によって決まるのではない。
というのは、両方の道を知らなければならないからである。神秘家はオカルティストにならなければならず、白色のオカルティストはそれ以前に気高い神秘家であった。
真の知識とは知的な愛である。というのは、それは知性と献身の混ざり合ったものだからである。統一性はハートの中で感知され、人生への統一性の知的な適用は知識を通して遂行されなければならない。
『ホワイト・マジック(上)』p154
知識の道はオカルティスト(秘教徒)。愛の道は神秘家。なるほどー。
さらに、『秘教瞑想に関する手紙』から。
まず最初に二つのタイプの違いを注意深く区別することは、私たちにとって価値あることであろう。まずは事実を述べることから始めたい。
神秘家は必ずしもオカルティストではないが、オカルティストは神秘家でもある。神秘主義はオカルティズムの道の一つの段階でしかない。
この太陽系──活動する愛の太陽系──において、大多数の人々にとって最も抵抗の少ない線は神秘家の線、つまり愛と献身の道である。
次の太陽系において、最も抵抗の少ない線は、今私たちがオカルトの道として理解しているものになるであろう。そのとき、神秘家の道はすでに辿り終えているであろう。
『秘教瞑想に関する手紙』p.171
「二つのタイプを区別することは価値がある。」
というわけで、表にして比べてみましょう。今まで受けた講座テキストやノートを参考に作成。
秘教徒(Occultists) | 神秘家(Mystics) |
知識の道 | 愛の道 |
賢者 | 聖者 |
ヘッド | ハート |
左脳的 | 右脳的 |
メンタル体 | アストラル体 |
論理的 | 情緒的 |
脳脊髄神経系 | 自律神経系 |
つながっている自覚あり | つながっている自覚なし |
魂との接続安定(契約してるネット回線?) | 魂との接続不安定(無料WiFiスポット?) |
WiFiの例えは僕のイメージです。秘教徒(オカルティスト)の場合は、自分用のIDとPASSで意識的に魂と接続するけど、神秘家は駅前とかでカフェとかで自然に「つながっちゃう」感じでしょうか。そして知らないうちにまったく関係ない怪しいフリーWiFiにつながったりして、おかしなものをダウンロードしたり??
うーん、我が妄想。
オカルティストと神秘家の違いが、おぼろげながら見えてきた気がします。
イニシエートまで道を歩む間、乗り越えなければいけない段階がいくつもあるようです。
(スタート)未発達な人間 → 一般の人々 → 見習いの弟子 → 弟子 → イニシエート(ゴール!)
感情に振り回されているうちは「まだまだ」ってことですな。
その他、ノートから抜粋
- 秘教を学ぶと人間関係が変化するという話(実際、赤坂の周りも多少変化を感じます)
- その変化は身近な人にとっては好ましくない
- 大衆に迎合しないと人気でない
- 苦しみを感じないことは、必ずしもいいことではない
- あえて苦難に身を投じる
- 本を読むとき、何かを学ぶときにまずは「全体の構造」を理解するとわかりやすい
- 手段を選ばずひとまず「成功」したあとに奉仕の道に入るのは難しい
- 経済の流れは血液の流れと相似している
- 信頼のパートナー太陽建設と、突貫工事でおなじみの月組
- 漠然と「愛」とか言ってないで、オカルティストになるべし
- などなど
【メモ】忘れちゃいけない公式
エーテル体 = センター + ナディ
センター→内分泌腺
ナディ→神経系
最後に『秘教治療』から、最重要ポイントを貼り付けて終わりにします。
要約すると、病気、あらゆる種類の不調(もちろん、事故によるものや、戦争のときによく見られる特定の悪性伝性病を含めて惑星の状態にある程度起因するものを除いて)、様々な多くの形の不健康、これらの原因を追求していくとセンターの状態に直ちに辿り着く。
というのも、ナディーの活動または不活動を決めるのはセンターだからである。このナディーが次に神経系に影響を与え、内分泌系をその人なりのものにし、血流がこの状態を肉体のあらゆる部分へと伝えるのである。
『秘教治療(上)』p.245
さて、「エソテリック・ヒーリング年間講座」の報告も今回で10回目。過ぎてしまえば早いもので、残すところあと2回となりました!(漫画のネタ探しもあと2回…。)
おかげさまでこれまで飛行機の欠航が一度もなく、すべて出席できています。ラストまで、楽しく学ばせて頂きたいと思います。
ちなみに今回、多忙すぎる神尾先生が前日までこの日の講座をすっかり忘れていたことをカミングアウトしていて、冒頭から大ウケでした。
↓講座報告のカテゴリーを分けてみました。過去のレポートは以下のページをご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。次回の報告は3月中旬を予定しています。